皆さんは、家族の言葉に悩んだことはありますか?
今回は「母の遺言書の真意」を紹介します。


イラスト:進撃のミカ

変わってしまった母

幼いころから漫画家を目指して頑張っていた主人公。
母は飽き性な主人公が夢を諦めるのではないかと心配しながらも、応援してくれていました。

しかし母は、ある時期から突然、主人公に冷たくあたるようになったのです。
そして「高校を卒業したらとっとと出ていきなさい」「お前はいらない子(笑)」とまで言いました。

その後、家を出た主人公が、漫画の連載に向けて頑張っていたときのこと。
兄から、闘病中だった母が亡くなったと連絡が入ったのです。

主人公が病院に駆けつけると、兄は母の遺言書を渡してきましたが…。

遺言書の心ない言葉

母の遺言書には、主人公を名指しして「葬式にこなくていいです」と書かれていたのです。
主人公は母に嫌われていたことに傷つき、葬式には出席しませんでした。


出典:進撃のミカ

後日、兄から遺言書を最後まで読むよう言われた主人公。
そこには、主人公が精神的にもつらい漫画家という仕事を目指すことへの、母の苦悩が綴られていました。

母は主人公に、夢を諦めないほど強くなってほしいと願い、冷たくあたっていたのです。
遺言書には「私に時間を使うよりも、自分の夢を叶えるために時間を使ってください」という母の言葉が…。

主人公は母の本心を知って、感謝の涙を流すのでした。

ずっと応援してくれていた

主人公の夢を応援するあまり、傷つけるようなふるまいをしていたとは…。
遺言書を読んで母に愛されていたことを知った主人公のエピソードでした。


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(CoordiSnap編集部)