皆さんは、家族に驚かされたことはありますか?
今回は「他界したはずの母が…」を紹介します。


イラスト:進撃のミカ

授業参観の約束

小学生の主人公は、母と2人暮らしをしていました。
母は仕事で忙しく、なかなか学校行事にこられません。

ある日、主人公は母にお願いして、授業参観にきてくれる約束をしました。
しかし授業参観の1週間前、母は突然の事故で他界してしまったのです。

そして主人公は祖母と叔母の家に引き取られることに…。
「授業参観、きてくれるって約束したのに…」と、毎日涙を流していた主人公。

そして授業参観当日、意地悪なクラスメイトに「ママがこないなら嘘つきじゃん」と言われていると…。

母が教室にやってきた


出典:進撃のミカ
「約束通りきたよ」と母が現れ、主人公は「ママ…!?」と驚愕。
授業参観では母にいいところを見せようとたくさん手をあげました。

そしてその日は夜まで、久しぶりに会えた母との楽しいひと時を過ごしたのです。
翌日、母は「たとえ姿が見えなくても、そばにいるからね」という手紙を残して消えてしまいました。

母の言葉を胸に、強く生きようと決意した主人公。

その後大人になった主人公は、授業参観にきたのは母の姿をした叔母だったと気づいたのです。
数年越しに真実を知り、主人公は叔母の優しさに感謝するのでした。

叔母のおかげで

授業参観に母を呼びたがっていた主人公のため、母のふりをした叔母。
そんな叔母の優しさに支えられ、前を向けた主人公のエピソードでした。

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(CoordiSnap編集部)