まだまだ暑い日が続きますが、おしゃれはすっかり秋の気分に。そんなスウィッチシーズンの心強い味方が「ボーダートップス」です。超定番アイテムを今年っぽく着こなすコツをストリートスナップからご紹介します♡

モノトーンでクールに!バレエフラットの足元がコーデをアップデート

「どうしよう、何も着るものがない…」なんて日もある季節の変わり目。去年と同じボーダートップスとデニムでも、足元を今年らしいバレエフラットにチェンジするだけで洗練度がグッとアップ! なんだかパリっぽいムードに仕上がります。気温が下がった日は白ソックスを履いてコントラストを効かせても。また、今年はトップスの裾をウエストにインせず、こんなオーバーシャツの着こなしがじわじわ再燃中です。仕上げにきちんと感ある艶ありレザーのバッグで大人のスパイスを。

カラフルボーダーはワントーンのボトムでシックにまとめて

オーバーサイズに太さの違うカラフルなボーダーがあしらわれたデザイン性の高いトップス。これだけで主役級のインパクトがあるので、他のアイテムは引き立て役に徹するのがスッキリ着こなすコツです。ボトムはこの秋注目のミディ丈タイトスカートとヒールローファーをセレクト。クリームトーンでまとめて、プレイフルなトップスをシックに仕上げています。バッグはボーダーの一色とリンクするグリーンで統一感を演出。

アレクサ・チャンはスタッズ&レザーと合わせてボーダーを辛口に!

ロンドン在住、モデルでTVプレゼンターのアレクサ・チャンをパリでスナップ。オレンジ&黒のボータートップスを軸に他は黒でまとめています。カジュアルでリラクシーな雰囲気のボーダートップスですが、タイトなレザージャケットを羽織り、ショートボトムと合わせることでキリッと小気味よい仕上がりに。ブーツとジャケットのスタッズがハードな印象を高めて、ボーダーを辛口に昇華しています。

デニムをレイヤード!Y2Kな足元でインパクトをプラス

ジャケットやニットのインにしたり、重ね着が得意なのもボーダートップスの魅力。こちらは赤のスタンダードなボーダーにジレをレイヤードしてひと味違った印象に。ミディスカート、キャップにもトレンドの続くデニム素材をリピートしています。足元は大胆なプラットフォームが目を引くブーツをセレクト。足首が細くなったスタイルが今年らしい。ひとつひとつのアイテムにひと癖がありますが、ボーダーがクッション役となって着こなしをリアルにまとめています。

クロップド丈が新鮮!全身を白黒でまとめたミニマルスタイル

モノトーンの太めボーダーに黒のストレートパンツをコーディネート。トップスはタイトなシルエットと、クロップド丈で今っぽさ抜群のデザインです。ハイウエスのボトムで、お腹が見えすぎることなく、全身のバランスをアップ。黒のレザーバッグで着こなしを引き締めるとともに、クロスボディにして旬のカジュアル感を漂わせて。足元はチャンキーなラバーソールの白シューズ。どことなくジェンダーレスなムードのスタイルを完成しています。

———————–

端境期に頼れる「ボーダートップス」の今秋らしい着こなし術をご覧いただきました。デニムと相性抜群なうえ、肌寒い日は下にハイネックを重ねても。ぜひコーデに迷ったら参考にしてみてくださいね♪

Senior Writer:神田朝子