皆さんは親との思い出はありますか?
今回は「ボロボロの遺品に救われた話」を紹介します!
イラスト:進撃のミカ
『ボロボロの遺品に救われた話』
父が病気で亡くなり、母と妹と暮らしていた主人公。
母は家業である質屋を経営していますが、生活は裕福ではありませんでした。
そんなある日、母が事故に遭い亡くなってしまいます。
残された主人公と妹は行くあてもなく、2人で生きていくことに。
そして母が唯一残した鍵のかかった箱を遺品として、大切にしていたのでした。
その後、主人公がバイトで生活費を稼ぐようになりますが生活は安定しません。
この生活も限界かと思ったとき、1人の男性が訪ねてきて…。
主人公のことを知っていて…
男性は「遅くなってすまない」と言い、大金を持ってやってきたのです。
話を聞くと、男性の目当ては遺品の箱の中身のようで…。
箱には鍵がかかっていて開かないと思っていた主人公。
しかし、実は主人公と妹が身につけていたネックレスがこの箱の鍵だったのです。
そして箱を開けてみると、中には指輪が入っていました。
10年前、お金が必要だった男性はこの指輪を両親に預けお金を借りたのだと言います。
男性は「必ず返しに来る」と言って、両親に感謝したのだと言いました。
そしてそのお金を返しに来てくれた男性。
主人公は男性からお金を受け取り、豊かな生活を送ることができたのでした。
貧しい生活から救われた
母の残した謎の箱を、大切にしていた主人公たち。
それによって救われ、母に感謝したエピソードでした。
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(CoordiSnap編集部)