皆さんは、普段電車やバスなどの交通手段は使いますか?
多くの人が利用する交通手段なので、何かとトラブルが起きることもありますよね。
今回は、バスの中で思わず衝撃を受けたエピソードを紹介します。

混雑するバスの中で…


私は駅前に向かおうと、バスを待っていました。
バスが来たので乗り込んだのですが、大型店舗が近くにあるためか、混雑した車内には座れる場所はなく、たまたま優先席付近に立つことになりました。

発車してしばらくすると、私の近くにいた70代~80代のご老人が優先席に座っていた若い方に対し「老人に席を譲ることもせんのか!」と怒り出したのです。

間に入ると…

私は驚きつつも「どうなさいましたか?」と聞きしましたが…。
私のことを無視して、優先席に座っている方に対し暴言を浴びせるのです。

優先席に座っている方にアイコンタクトを取ると、その方は自分の鞄に付けているヘルプマークを示してくださったので、すぐに気が付くことができました。

そこで私がご老人に…。
「ヘルプマークをご存じでしょうか?ヘルプマークをつけている方を見かけたら、私たちの配慮や支援を必要とする場合がありますよ」とお伝えしました。

するとご老人は、ヘルプマークに気づきハッとした表情をして、私と優先席に座っていた方に「申し訳ありませんでした」と謝罪。
私の言葉にも、理解してくださいました。
(20代/男性)

互いに気を遣い合いたい…

ご老人の方は気付かなかっただけかもしれませんが…。
バスの中でのトラブルには嫌な気持ちになったり、逆に温かい気持ちになったりと皆さん色々あるようです。
多くの人が利用するからこそ、互いに気を遣い合うことが大切ですね。
※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。