世界ではいち早く、ファッションフェスやイベントが解禁中。その中でも今回は、有名ブランドの多くが参加し、ファッション好きも注目するロンドン夏の風物詩のイベント「チェルシー・イン・ブルーム」にフォーカス。毎年恒例のフラワーフェスティバルです。ラグジュアリーブランドも参加した、今年のこのイベントをレポートします

満開の花でロンドンの美しい初夏をセレブレート!

6月に夏のピークが来る…なんて言われることもある、ロンドンの短い夏。長く寒い冬を越え、パークの花々が彩り豊かに咲き乱れるころ開催されるのが、毎年開催の「Chelsea in Bloom(チェルシー・イン・ブルーム)」です。

エレガントなエリアで、ラグジュアリーブランドも参加したフラワーフェスティバルの様子をぜひご覧ください。

今年のテーマは「フラワーズ・オン・フィルム」!おなじみのキャラクターがお花のアレンジで登場♡

毎年変わるテーマですが、今年は「フラワーズ・オン・フィルム」。映画のキャラクターや、アイコニックなシーンがフラワーアレンジメントで登場しました。

1:『アメリ』にインスパイア!「ディプティック」

映画『アメリ』の舞台となったパリのブラッスリーを表現して参加したのが、ディプティック。日本でもおなじみの香りブランドですが、今年はお店の配色が映画のシーンを思わせます。お花に囲まれたカフェ風の店内です。

2:オリエント急行に乗車気分♡「ハケット」

英国を代表するブランド「ハケット」が作ったのは、トランクや花の装飾でアガサ・クリスティ原作の映画『オリエント急行殺人事件』を表現したお店。写真のようなフラワープリントのドレスをまとい、気分を上げて見学している人がストリートを行き交います。

3:イギリスの風景を切り取った「ジョー マローン ロンドン」

これまた英国を代表するブランドのひとつ「ジョーマローン」。ここのロンドン店は、映画に登場するイギリスの風景を、セットのようなディスプレイで表現。特大のコロンボトルと記念撮影する人多数♪

4:映画鑑賞のお伴はコレ「リキソー」

キャサリン妃も愛用のロンドン発ファッションブランド「リキソー」。花のインスタレーションでいっぱいの巨大なポップコーンが目をひきます。

5:忘れられないパールのネックレス「ティファニー」

オードリー・ヘップバーン主演の映画『ティファニーで朝食を』のオープニングシーンで着用されていたネックレスからインスピレーションを得て、同作のイメージのパールジュエリーでお店をかたどったのが、ティファニー。トルーマン・カポーティが書いた原作は今年で出版65周年なのだそう!プレシャスストーンやプラチナの印象が強いティファニーですが、このイベントのお店ではパールのエレガンスの魅力を改めて確認させてくれました。

 

ロンドンの初夏を美しく彩ったチェルシー・イン・ブルーム。おしゃれなショップが立ち並び、普段もお散歩が楽しいエリアですが、開催期間中は溢れればかりの花々がさらその華やぎを盛り上げていました。ロンドンに行くことがあれば、一度は見てみて。

Senior Writer:神田朝子