皆さんは、普段電車やバスなどの交通手段は使いますか?
多くの人が利用する交通手段なので、何かとトラブルが起きることがありますよね。
今回は、乗車したバスで起こったエピソードを紹介します。

体調が悪い中…

私が20代の頃の話です。
朝起きたら熱がありましたが、どうしても仕事が休めないという日がありました。

家の近くの病院で点滴をしてもらい、病院の前のバス停からバスに乗車。
私の他にも、そのバス停から乗車したおばあさんがいたのですが、私の体調が悪そうなのを見て空いていた席を私にすすめてくれました。

次のバス停に着いたとき、50代ぐらいの女性2人組が乗車してきたのですが…。
2人は私が座っている席の横に立って「年寄りを立たせておいて、よく平気で座ってられるよね」と大きな声で話していました。

おばあさんの優しさに感謝

私に直接言ってくれれば事情を話せたのですが…。
2人で話しているので、私はどうしたらいいのかわからなくて下を向いていました。

すると、先程私に席をすすめてくれたおばあさんが「この方は体調が悪くて、私がここに座るように言ったんだからね。今は年寄りの私のほうが元気なんだからね」と優しくたしなめてくれました。

その後、私にも「大丈夫?」と声をかけてくれ、2人の女性たちはその後気まずくなったのか、ピタリとお喋りをやめておとなしくなりました。
(40代/女性)

多くの人が利用するからこそ…

思わぬタイミングで嫌な気持ちになったり、逆に温かい気持ちになったりと皆さん色々あるようです。
多くの人が利用するからこそ、互いに気を遣い合うことが大切ですよね。
※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。