糖度控えめなフェミニンコーディネートは、キュートに寄りすぎないのでこなれた理想のバランスを叶えることができます。そんな着こなしをする際に参考にしたいのが、世界で活躍する海外のお洒落賢者。
今回ご紹介するのは、コペンハーゲン在住のファッションエディター、アパレルブランド『ROTATE Birger Christensen』の創設者、クリエイティブディレクターのジャネット・フリス・マドセン。私生活では3児の母である彼女は、程よく辛口ムードをトッピングしたフェミニンな着こなしがお得意。各ファッションウィークのストリートで撮影されたスナップをピックアップしました。
華やかビジュースリットドレスに黒を添えて
ロンドンファッションウィーク開催中、襟元とウエストサイドに施されたビジューと、柔らかなレモンイエローのサテン素材が優雅なスリットドレスでストリートに登場。優しげなカラーをモダンに誘導すべく、黒で統一したパンツとタフなレザー小物をトッピング。ビッグトートバッグにブライトオレンジのミニバッグを加え、華やぎを高めた小物テクニックにも注目です。
コルセット風トップスとスカートのセットアップなら威力抜群
ニューヨークファッションウィーク中には、ワンツーで楽々絵になるセットアップを活用。センシュアルなコルセット風トップスと裾レースのプリーツスカートは、パワフルなレッドで攻めたアティチュードを演出。着こなしを適度にドレスダウンできるフラットサンダルは、ビジューストラップで都会的ムードを上乗せしました。
ゴールドを全体に散らしデニムパンツスタイルを格上げ
定番カジュアルのデニムパンツは、ハイウエスト×フレアシルエットできちんと感を両立。そこにフィット感のある黒トップスとダークブラウンのショートジャケットを掛け合わせ、スタイルアップを実現。チャンキーチェーンのネックレスやブレスレット、ベルトを煌めくゴールドで統一し、装いの格上げと着映えを叶えました。
ぬくもりニットにタフな黒レザーを投入
ニットアップの大人可愛いスタイルを見せたジャネット。クリームホワイトとケーブル編みでぬくもりを感じさせる装いです。フェミニンな上下に対し、黒レザーのワークブーツで重厚感を添え甘辛に。さらにキルティングのビッグトートバッグで穏やかなインパクトを醸し、定番白黒配色をお洒落に制することに成功。
しなやかブラウンコーデはキャッチーな黒小物でモダンに
上品でしなやかなブラウンのコートとスカートの組み合わせは、色味を変えつつ異素材ミックスにすることで単調さを回避し、リズミカルに。いずれもロング丈のIラインだからこそ、縦長シルエットが強調できスタイル美人に仕上がっています。スカートの裾に黒レザーのエナメルロングブーツを繋ぎ、さらにハート型のバッグを加え程よい遊び心をオン。
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辛口なフェミニンが心地よい、ジャネット・フリス・マドセンのスナップを5選ご紹介しました。モード心を加えることで、甘いだけではないフェミニンを堪能してみてくださいね。