皆さんは、忘れられない高校時代の思い出はありますか?
今回はちょっとしたきっかけで仲良くなれた友達とのエピソードを紹介します。

お弁当を見せない子

高校生のとき、クラスメイトにいつも教科書でお弁当を隠しながら食べていた子がいました。
たまに一緒に食べましたが、机をくっつけて食べても、やっぱり教科書で仕切りを作ってしまいます。

何度か一緒に食べた後、さりげなく「別に隠さなくてもいいんじゃない?」と言ってみました。

話してみると…


するとその子は「母親が料理が下手で、お弁当が恥ずかしい」と話してくれました。
見れば確かに失敗した親子丼のようなお弁当だったのですが、別においしくなさそうとは思わなかったので「食べやすそうでいいじゃん」と返しました。

その言葉に安心したのか、その後は隠さずに食べてくれるように。
彼女とも仲よくなれたので、些細なことですが高校時代のいい思い出です。

(40代/女性)

小さな気遣いが助けに

小さなことでも人目が気になってしまう年代ですよね。
投稿者のかけた言葉が友達を安心させることにつながった少しうれしくなる体験談でした。
※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。