ランウェイコレクションでもモデルのキャスティングに注目が集まる近年。Y2Kトレンドの影響もあり、ここ数年ラインウェイから遠ざかっていた元祖スーパーモデルたちが見事にカムバックしています。90年代のモデル黄金時代を築き上げたケイト・モスやカーラ・ブルーニ、そして、その少し後にファッションアイコンとなったエリン・ワッソンやジェシカ・スタムなど、懐かしい顔ぶれが揃ったランウェイの様子をお届けします。まずは、80~90年代を代表するスーパーモデルたちからCHECK IT OUT!

カーラ・ブルーニがTOD’Sにて華麗なウォーキングを披露

元フランス大統領のサルコジ夫人としても知られる90年代を代表するスーパーモデルの一人、カーラ・ブルーニ(Carla Bruni)が登場したのは、今年2月に行われたTOD’S 2023-24秋冬コレクション。オープニングを務めたカーラは、55歳とは思えない美しさで、色褪せない存在感をアピールしました。

さらに、同ランウェイにて、あのナオミ・キャンベル(Naomi Campbell)の姿も発見。大ベテラン2人の共演ともあり大注目を集めました。

BOTTEGA VENETAのランウェイに登場し、話題をさらったのはケイト・モス

先シーズンのBOTTEGA VENETAのランウェイに登場し圧巻のウォーキングを見せたのは、永遠のファッションアイコンであるスーパーモデルのケイト・モス(Kate Moss)です。カジュアルなジーンズにチェック柄のシャツを纏い、貫禄たっぷりなウォーキングで会場を魅了しました。

アンバー・ヴァレッタはSTELLA McCARTNEYのクロージングに降臨!

昨年10月に行われたSTELLA McCARTNEYのランウェイにて、2度のキャットウォークを見せてくれたのは、今年49歳を迎えたアンバー・ヴァレッタ(Amber Valletta)です。ファーストルックは、デニムパンツにホワイトシャツというカジュアルなルックで登場しました。

続いてセカンドルックでは、胸元が大胆に開いたシックなブラックのボディスーツ姿でクロージングを飾りました。圧巻のウォーキングに会場の視線は釘付け。

さらに、今年1月に行われたMUGLERの2023-24年秋冬ウィメンズ&メンズコレクションに登場したアンバー。年齢を感じさせないパーフェクトなプロポーションと演出で観客を魅了しました。

15年ぶりにランウェイにカムバックしたリンダ・エヴァンジェリスタ

2021年に自身のSNSにて、美容整形手術の副反応で体型が変わったことを告白した元祖スーパーモデルのリンダ・エヴァンジェリスタ(Linda Evangelista)。90年代には、シンディ・クロフォードやナオミ・キャンベルらと一緒に一世を風靡したスーパーモデルです。ここ数年、脂肪冷却の施術による副反応が原因で表舞台から姿を消していましたが、2022年にニューヨークで行われたFENDIのランウェイにて15年ぶりにカムバックを果たしました。会場には、彼女の戻りを心待ちにしていた豪華セレブリティたちの姿も。

ランウェイに見事に返り咲いた元祖スーパーモデルたち。色褪せない魅力で圧巻のウォーキングを披露してくれました。続編では、この少し後に活躍したY2K世代のモデルたちをお届けします。