皆さんは、普段電車やバスなどの交通手段は使いますか?
多くの人が利用する交通手段なので、何かとトラブルが起きることがありますよね。

今回は、そんな電車やバスでの思わず衝撃を受けたエピソードをご紹介いたします。

子どもが大号泣…

子どもが1歳のころ引っ越しをしたのですが、新居周辺の保育園には入れず、転居前の保育園に電車で通うことになりました。

子どもを抱っこしながら保育園の大荷物を持って、満員電車に30分間乗っていました。

混雑する車内で子どもはしょっちゅう大号泣し、そのたびに私は必死であやしますが泣き止まず…
いつも冷たい目線

にさらされていました。

ご婦人が登場し…


ある日も子どもが電車内で泣きやまず、視線にいたたまれなくなった私は、途中駅で降りようとしました。

そのとき、あるご婦人から「降りなくていいわよ!赤ちゃんは泣くのが仕事なんだから!」と引きとめられたのです。

「でも…」と、落ち込んでいる私にご婦人は「気にしないの!」と言い、バッグから銀紙に包まれたのど飴を取り出し、子どもの手に持たせてくれました。
すると大泣きだった子どもが、キラキラな包装紙に目を奪われ、ピタッと泣き止んだのです。

目的地まで全く泣かず、キラキラな飴をずっと握って見つめる子ども。
電車を降りる際、ご婦人にお礼を言うと「いってらっしゃい」と笑顔で見送ってくれました。

あれから約10年経ち、子どもは大きくなりましたが今も感謝している出来事です。
(43歳/派遣社員)

トラブルに発展しないためにも…

電車内トラブルには嫌な気持ちになったり、逆に温かい気持ちになったりと皆さんいろいろあるようです。
多くの人が利用するからこそ、互いに気を遣い合うことが大切ですよね。

※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。