世界のファッション都市からレポート!――コーデスナップニュースでは、世界のファッション都市で取材する現地スタッフが、最新情報をお届けしています。今回はNYから、現地でオシャレ女子を虜にしていると噂の【ルイ・ヴィトン】の展覧会を様子をお伝えします。

ブランドの顔!LVのトランクがこんなに変身!

ルイ・ヴィトンの生誕200周年を記念した大型プロジェクト展示『200 TRUNKS, 200 VISIONARIES:THE EXHIBITION』が、2022年12月31日までニューヨークの地で開催されています。

会場はマディソン・アヴェニュー沿いにある元バーニーズのビルディング。外観のビルディングはそのままで、ポップな配色を纏ったルイ・ヴィトンのビルに早変わりしたこの場所で、ルイ・ヴィトンの歴史やインスタレーション、そして没入体験で触れられる展示会場となっています。

生誕200周年と言うことで、200名のクリエイター達がそれぞれの造り方で彩られたトランクが展示されている。参加クリエイターは、マーク・ジェイコブス、シュプリーム他、NIGO®︎そしてアーティスト枠からはBTSなど、さまざまなジャンルのクリエイター達が集結。

クリエイター達は、1850年代に開発したトランクの原型に近い寸法である50x50x100cmのボックスをキャンパスに見立て、メゾンの象徴であるトランクを作り上げています。

まずはもう寒いニューヨークの外から温かい空気を受け中に入ると、LOUIS 200の文字と積み上げられたトランクがお迎えしてくれました。

NIGO®︎のインタビューも途中の空間に大きく取り上げられていました。

NIGO®︎のトランクはこちら

様々なクリエイター達が創り上げた、積み上げられたトランクの数々。

日本人のフラワーデザイナーの方の花の種の袋デザインの日本語に目を惹かれました。

そして私が一番魅力的だったのが、このジュークボックストランク。

LVトランクがDJテーブルに!

イギリス人DJ/プロデューサーのベンジー・Bが制作したというこのトランク。このジュークボックスの中は200曲が聴けるようになっているといいます。私がちょうど入って行った時には有名なDISCOチューンが流れており、この空間にいた全員が踊りながらジュークボックスの周りにいました。

そして展示のフロアから離れ、地下に行くと、自分達で思い思いのトランクを作れるというインスタレーションスペースが広がっていました。

更に、3Dプリンターで造られた様々な展示も地下に飾られてありました。

スタッフ全員のHoodieが可愛かったのですが、販売してはなさそうで残念。

今は無きバーニーズのビルに入れたと言うのもとても感慨深かったが、エスカレーターやエレベーター、そして地下から1回に続く螺旋階段など、バーニーズがまだあった頃の店舗を思い出してさらに懐かしくなりました。

12月も中盤に差し掛かり、ホリデームードたっぷりなニューヨーク。

今年は至る場所で綺麗なツリーを楽しめたり、アイススケートリンクも様々な場所に設置されていたりと、昔の活気を取り戻したニューヨークは寒さも吹き飛ばす程の活気に溢れています。

ホリデーマーケットもそこら中で開催されており、この時期はどこに出かけるのも楽しい季節。

ただとても寒い日はやはりずっと外にいるのは寒くて凍えてしまう。そんな時にこのルイ・ヴィトンの展示を見て温まりながら展示をまわってみてはいかがでしょうか。

200 TRUNKS, 200 VISIONARIES : THE EXHIBITION

https://us.louisvuitton.com/eng-us/magazine/articles/louis-200-exhibition-new-york

INFORMATION

Visitors are invited to discover the exhibition in the landmark Barneys New York building.

October 14th, 2022 to December 31st, 2022

660 Madison Avenue

New York, NY 10065

Monday – Sunday: 10am – 8pm