ここ数年、ハイライズのデニムが主流でしたが、2022年の夏は“Y2K”な雰囲気がデニムにも落とし込まれた模様。世界のファッションショーのランウェイでも数々の憧れブランドがラグジュアリーをデニムで表現していました。懐かしのローライズシルエットをはじめ、パッチワーク、ルーズシルエット、オールデニムな着こなしなど、近代的にアップデートされた“Y2K”なシルエットやデザインが新鮮です。そんな今秋注目のトレンドデニムをリポートします。

“Y2K”ファッションでローライズデニムがカムバック!

これまでのハイウエストのスキニージーンズとは打って変わって、2022年春夏に急浮上したのがローライズデニムです。ゆったりとリラックスして履きたい、そんなリクエストを叶えてくれるルーズなシルエットがファッショニスタのハートをキャッチしました。中でも、ブリトニー・スピアーズを彷彿とさせるようなクロップドトップ×ローライズの肌見せバランスや、ウエストラインからインナーをチラ見せする着こなしは、今夏を象徴するデニムコーデになりそう。

ルーズデニムが再沸騰中! フレアやパラッツォシルエットをマーク!

ローライズと合わせてチェックしておきたいのが、ボリューミーさが自慢のルーズシルエットです。ヨーロッパでも裾が広がったエレガントなパラッツォジーンズやボーイズライクなルーズシルエットを履きこなすおしゃれさんを発見。ボトムにボリュームがある分、トップはミニマルなものを選ぶのが鉄則です。ボリュームなデニムはフロアレングスで優雅に履きこなしたいものですね。

パッチワーク、フリンジ、アップサイクル、クリエイティブデニムが再熱の予感

WOMEN FW 22-23 / PARIS / STREET FASHION / PARIS STREET DAY 8 /

パッチワークやフリンジなど、クリエイティブな要素が詰まったデニムも豊作です。セットアップでコーデするのも新鮮ですが、デザイン要素がアクセントになるので、シンプルなアイテムと合わせてもOK。さらに注目したいのは、古くなったデニムをアップサイクルし、新たにリリースするブランドが増えているということ。地球環境に配慮したアイテム選びこそ感度の高いファッショニスタの証です。

頭から爪先まで!全身デニムを纏って洗練さをアピール

なんだか野暮ったく見えて難易度が高いデニムONデニムの着こなしですが、オールデニムな着こなしがトレンド入りしている今夏こそ、チャレンジしてみてはいかがでしょうか? ブランドロゴなどパターンが施されたエッジの効いたデニムのセットアップを着こなすファッショニスタをキャッチしました。トップスとボトムのトーンを合わせることでコーデのコツです。この夏は、ちょっと大胆なデニムファッションにトライしてみてはいかがでしょうか?

まとめ

デニムは定番アイテムだからこそ、毎年アップデートが必要ですよね。今年はピタッとしたシルエットより、ちょっぴりルーズなほうが今季らしい装いになりそうです。アイテムとしては、セットアップやワンピースなど新鮮味の強いものを取り入れてデニムコーデをアップデートしてみてはいかがでしょうか?