みなさんは、身の毛もよだつようなゾッとした体験をしたことはありますか?
今回は実際に募集したゾッとした体験談エピソードをご紹介します!

自転車通学

高校2年生の時に遭遇した件です。

私は自宅から40分の距離を毎日自転車で通学していました。
また、高校1年生の時から学外のボランティア団体に所属していて、授業後に活動場所に移動し、2時間ほど活動を行ってから帰宅するというのがルーティーンとなっていました。
そのため帰宅時間はだいたい午後8時前後。
活動場所近辺は車通りも激しく、多くの店が並ぶ主要道路もありましたが、自宅に近づくにつれどんどん車通りや店は減っていき、外灯や民家はあるものの人気はほとんどないような状況でした。

夜道、一人で帰宅していると…

夏休み前のその日もボランティア活動を終え、私は一人午後7時半頃に活動場所から帰宅。
日はすっかり沈み、学校指定の半袖ワイシャツ姿の私には夜風が気持ちよく吹き付けていました。

お腹が空いたな、今日のご飯はなんだろう、と呑気に自転車をこいで、自宅まで残り数キロとなった時のことです。

背後から原付バイクで…

背後から1台の原付が近づいてくる音が聞こえてきました。

特に気にせず自転車をこいでいた、その時…。
原付の音が真横に来た瞬間、私の右胸に手が当てられ、ムギュっと掴まれたのです。

突然の出来事に頭が真っ白くなりましたが、現状を理解すると同時に「うわあ!」と叫び声を上げました。
咄嗟に原付のナンバーを覚えようとしましたが、その原付に乗っていた人物はすぐに手を離して走り抜け、十字路を曲がって行ってしまっためナンバーを見ることができませんでした。

突然の出来事に…

驚きはしたもののハンドル操作を誤ることはなく、一旦その場に自転車を止めました。

そして、バクバクと音を立てる心臓が少し落ち着いてから近くにある交番に向かいました。
事情を話すと母に連絡をとってくれ、そのまま母の車で自宅に戻りました。

まさか自転車に乗っていて、しかもそこそこの速さで走っている時に痴漢に遭うとは思いもしませんでした。

仲の良い友人には「ペチャパイだから向こうも残念だったろうね」などと話しましたが、「その後で何かされたかもしれないんだからもっと気をつけなよ!」と怒られました。

確かに人気のない場所で、その可能性もあったので改めてゾっとしました。
その後平日のボランティア活動は休むことにし、平日も学校が終わり次第日が出ている内に帰宅するようにしたことは言うまでもありません。
(35歳/主婦)


いかがでしたか?
友人、恋人、職場の方々、見知らぬ人と、色々なシチュエーションで皆さん経験があるようですね。
実は心霊現象より怖いのは、人間の心の中かもしれませんよ…。

以上、ゾッとする体験談でした。

次回の「ゾッとした体験談エピソード」もお楽しみに♪
※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。