ご自身が実際に体験した”悪徳業者との戦い”を描いた大人気マンガシリーズ、「トイレ詰まりで業者と揉めた話」。
今回は作者のneko neko(@neko_to_kosodate)さんに、漫画執筆のきっかけなどをインタビューしました。

「トイレ詰まりで業者と揉めた話」の見どころ

ある日突然、自宅のトイレが詰まって使えない!?
色々試行錯誤してみますが、待てども待てども全く直る気配はありません。

そこで泣く泣く、トイレ詰まり専門の業者に頼むことにしました。
彼らが”悪徳業者”であるとは知らずに…

「え?5万円払って何も直ってないじゃん…」
なんと業者に勧められた高額プランは、巧妙な”詐欺”だったのです。

怒りに震えたneko nekoさんは返金を求める為に消費者センターへ助けを求めます。
そこから消費者センターが返金を求める電話をかけるのですが、「弁護士?どの弁護士が?」と悪徳業者は一歩も引く気配がありません…。


出典:instagram

neko nekoさん一家は、無事に悪徳業者からお金を取り戻すことができるのでしょうか!?

この話を書こうと思ったきっかけは?

冷静さを失ったがために招いてしまったトラブルではありましたが、そこに付け入るような業者のやり方は正直許される物ではないと思いました。
トラブルが起きたときこそ冷静に対処する事の大切さは、頭では理解していても、実際に起きると難しいときもあると思います。

ありがたい事に消費生活センターの方にお世話になり、何とかなりましたが、誰にもこんな嫌な思いはしてほしくないと思い、この話がどなたかの参考になればと書きました。

このお話はどんな読者さんに見てもらいたいですか?

現時点で同じようなトラブルに遭われている方はもちろん、流し読みで良いので、色々な方に見ていただいて、困ったときに「そういえばこんな方法で解決してる人がいたな」と思い出していただけたら嬉しいです。

トイレ詰まりはありがちなアクシデントと思いますが、当事者はかなり焦ります。
実際に起きて感じた事は、焦っている中での業者選びの難しさです。

そんな時こそ冷静に、困っている所に付け入るような業者に引っかからないのが一番ですが、もし運悪くそんな業者に依頼してしまったとしても、消費生活センターさんに相談する、といったような対応策を知っていたら被害を最小限にする事は出来ると思います。

読者やファンの方にメッセージがあればお願いいたします

拙い作品ですが、読んでくださり本当にありがとうございます!
インスタグラムにいいねやフォローしてくださった方々にも、本当に感謝しています。

このお話の後日談になりますが、この業者に対し、消費生活センターに同様の相談が多数寄せられていたそうで、消費者庁から業務停止命令が出されていました。
お忙しい中真摯に対応くださった消費生活センターと消費者庁の方々には、感謝の気持ちで一杯です。

業務停止命令は一時的なものではありますが、これが抑止力になり、こういったトラブルが減っていく事を祈っています。


今回はneko neko(@neko_to_kosodate)さんの「トイレ詰まりで業者と揉めた話」についてご紹介しました!
作品が気になった方は、ぜひ本編も読んでみてください。