「社内恋愛は悪いことじゃないから隠さなくていい」という考え方もありますよね。
しかし、古いと言われても、社内恋愛は結婚まで秘密にすべきと考えます。
なぜならば、社内恋愛をオープンにしたカップルの悲惨な末路を知っているからです…。

朝は一緒に出勤していた公認社内カップル

私は派遣社員で、さまざまは企業での就業経験があります。
今回の話は、とある派遣先企業での実話です。
仕事に慣れて、職場の人とも打ち解けたころ「AさんとBくん、以前付き合ってたんだよ」という話を聞きました。
そんな素振りは一切なかったので私はビックリ!
朝は一緒に通勤し、仕事中も恋人同士の距離感で、ラブラブな公認社内カップルだったそうです。

公認社内カップルが別れることに…

とっても仲が良かったAさんBくんカップルですが、2年の交際を経て破局してしまいました。
当時、2人が別れた話は瞬く間に社内中に広がりました。
本当か嘘か定かではない、別れた理由と共に。
Bくんには結婚願望がなく、当初結婚する気がなかったAさんが結婚を迫り、すれ違って破局になったというのが通説ですが、真実かどうかはわかりません。
しかし、そのような噂で持ち切りになったのは事実です。
公認社内カップルだったため、職場の人たちは非常に気を遣ったと聞いています。
全員が知っているくらいの公認カップルだったため、腫れ物に触るような扱いをされ、2人は非常に居づらかったでしょう。

別れた後も公認社内カップルは語り継がれる…

私がこの職場に就業したのは、2人が別れてから既に3年が経過したころ。
3年経ってもなお、派遣社員を含め新しい人材が職場にやってくると「あの2人付き合ってたんだよ」と、交際中から破局の経緯までご丁寧に教えてくれる人がいるんですよ。
なんと恐ろしいのでしょう。
それくらい社内恋愛の話題、しかも不幸な結末が大好物な人が職場には必ず何人かいるものです。
2人が会社を辞めない限り、何年も何年も語り継がれるのです…。

社内恋愛をオープンにした人の悲惨な末路とは…

結婚そのものが嫌でAさんを振ったBくんですが、破局から6年後に新入社員だったCさんと電撃結婚をします。
人の考えは時間が経つと変わることもありますよね。
結婚は縁とタイミングなので、BくんとCさんはバッチリ合ったということでしょう。
この時、Aさん、Bくん、Cさんは同じ部署。
そしてAさんは未だ独身。
私は既に別の企業で働いていたのですが、親しくなった人の話によると裏ではまた噂が盛り上がっていたそうです。
幸せな社内恋愛をオープンにした、ただそれだけでいつまでもいつまでも噂の的にされてしまう…。
これが、社内恋愛をオープンにした悲惨な末路です。


社内恋愛をオープンにするのは、破局した場合のリスクが高過ぎるのでおすすめしません。
「結婚と交際発表が同時」こそ、社内恋愛オープン絶好のタイミングだと断言します。

※こちらの記事はライターの実体験を元にしたエピソードです。