”夜の世界は気が強くないとやっていけない”と考えている方は多いでしょう。
まさしくその通りではありますが、ときには気の強さがトラブルを招くこともあります。
今回は、そんな気の強さにまつわる夜の世界で出会ったヤバイ人間のエピソードをご紹介します。

周囲が恐れる程の気の強さを持つ先輩のお話

私が夜の世界で働いていた頃、10個程歳上の先輩がいました。
彼女は夜の世界一本でやってきていたため、かなり仕事に精を入れていました。
その反動なのか、お店の女の子とトラブルになることも多かったです。
私はあまり話したことがありませんが、見ているだけで気の強さが伝わるくらいのオーラを放っていました。
そして、ある出来事が起こるのです。

最悪な雰囲気

ある日、私と仲の良い女の子4人程で待機室にいると、何やら騒がしい声がしました。
恐る恐る見てみると、彼女が怒鳴り散らかしていました。
叫び声や怒鳴り声は日常茶飯事だったため特に気にしていませんでしたが、彼女の怒りが止まることはありません。
なぜ怒っていたのか明確な理由は今も分からないままですが、女の子とのトラブルだったと聞きました。
とにかく彼女は大声を出しており、ボーイが止めに入っていました。
それはもう「くそババアなめとんのか!」「倒してやるから今すぐここに連れてこい」などかなりの汚い言葉を吐いており、私は黙って見ていました。
そこで、あるものが目の前を通過したのです。

さすがに勘弁して…

それは、ガラスの灰皿でした。
彼女は机の上に置いてあったガラスの灰皿を3つ、思いっきりぶん投げたのです。
幸い誰にも当たることはなかったですが、危ないのなんの最悪な状況でした。
結局彼女はボーイに外へ連れ出され、その場はとりあえず収まりました。
さすがにガラスの灰皿となると落ちたときの音もすごく、めちゃめちゃ怖かったです。
思わず”ヤバ…”と言ってしまいました(笑)


いきなり目の前にガラスの灰皿が飛んで来たら、誰でもびっくりしますよね。
それにしても怪我人がいないことが最大の救いであり、誰かが怪我をしていたらさらに最悪な状況になっていたかもしれません。

※こちらの記事はライターの実体験を元にしたエピソードです。