あなたは、まるで息を吸って吐くかのように平気で嘘をつく人に出会ったことはありますか?
1度嘘をつくとずっとつき続けなければいけなくなり、しまいには周囲の人はどんどん離れていきますよね。
今回は、夜の世界で虚言癖がある人間と出会ったエピソードをご紹介します。

脳内嘘だらけ?虚言癖があるヤバイ人間のお話

私が夜の世界で働いていた頃、1つ歳上の女の子がいました。
金髪で派手な第一印象でしたが、実際に話してみると優しくて面白い人だったことを覚えています。
しかし、彼女と仲良くなってすぐに「マジであの子とは仲良くせん方が良いよ」と多くの女の子に言われました。
私は悪口や面倒なことが嫌いな性格だったので、適当に流して気にしないで付き合っていました。
まさか、後々後悔することになるとは知らずに…。

お客さんも引くくらいの自慢話

彼女は優しくて面白い反面、自慢話が多いという部分もありました。
最初は気にしていませんでしたが、自慢話がエスカレートしていきお客さんもドン引きする勢いでした。
特に印象深い自慢話が、”高級車を5台持っている”というものです。
写真を見せながら話していたため、私はすっかり信じ切っていました。
その後、私を驚かせる出来事が次々に起こることとなります。

暴かれる数々の嘘

彼女が休みの日、私は数人の先輩に呼び出されました。
最初は何かと思いましたが、話題は彼女についてでした。
「〇〇ちゃんは気づいてないと思うけど、あいつめっちゃ嘘つきやで」
”またその話か…”と思いましたが、先輩たちは話を続けます。
「まず、あいつ無免許だから(笑)」
そこで、彼女が持っていると言っていた高級車が彼女のものではないと判明しました。
そして、さらなる驚きが私を待っていました。

まさかのそこまで?!

「〇〇ちゃんが何歳って聞いてるか知らんけど、もう30超えてるで(笑)」
当時私は20歳で、1歳上の彼女は21歳のはずでした。
頭の中が混乱の嵐でしたが、その後もありえない程の嘘が暴かれていきます。
最初は私も半信半疑でしたが、虚言癖があることは他のお店の女の子たちも知っているほどでした。
結局、女の子からの評判が悪いということで、彼女はクビに…。
あんなに全てが嘘で塗り固められた人間と出会うことは、この先ないと思っています。


やはり、どんな世界でも嘘は良くありませんね。
それを彼女が教えてくれたと考えれば、結果オーライかもしれません。

※こちらの記事はライターの実体験を元にしたエピソードです。