ダメ男だと薄々気づいていても、なぜか別れることができず付き合い続けてしまうなんていう経験がある女性は少なくないでしょう。
しかし、後々強い後悔へと繋がることがあります。
今回は、そんなダメ男のエピソードをご紹介します。

マザコンダメ男のお話

5年前、私は9歳年上の男性とお付き合いしていました。
私の一目惚れから始まった恋でしたが、1つだけ難点がありました。
それは、彼にマザコンの傾向があるということです。
会話中の「母さんが~」が口癖で、聞きたくもないような話を聞かされることもしばしば。
たまたま彼のLINEを見てしまったときも、私を抜いてお母さんのトーク履歴が1番上にあるくらいでした(笑)
それでも優しい彼だったので、付き合い続けていました。
まさか、あんなことを言われるとは思わずに…。

私の辛い過去

私は母子家庭で育ってきており、決して良い家庭環境ではありませんでした。
そのため、自分に劣等感を抱くことが多く、その劣等感が恋愛面で邪魔をすることもたくさんあったのです。
それでも「彼なら受け入れてくれる」と信じていました。
実際に感情的になって涙した日も、彼は優しく抱きしめてくれたからです。
今となってはその行動が何だったのか分かりませんが…(笑)

最悪なセリフ

ある日、彼と夜のドライブを楽しんでいました。
最初は他愛もない話で盛り上がっていましたが、彼からお決まりの話題が浮上してきました。
「この前実家に帰って母さんに会ってさ~」と話す彼の表情はかなり幸せそうで…。
私は適当に相づちを打ちながら話を聞いていました。
そこで、衝撃的な一言を言われたのです。
「母さんに彼女ができたって言ったんよ。そんで〇〇が母子家庭だって話してさ~。母子家庭の女の子なんてやめとけって言われちゃった!」
”まさか”と思いました。
平気な顔で笑いながら話を続ける彼を見て「え?自分の意志ある?母さんいないと何にもできひんの?」と言いました。
私からすると母を否定されたような気がして、怒りがどんどん湧いてきました。
結局、ショックが大き過ぎてその後のことはあまり覚えていませんが、数ヶ月足らずでお別れしました!


人それぞれ育ってきた環境が違うため、安易に否定するような発言はするべきではないですね。
ましてやマザコンとなると、今後の生活に不安も湧くものです。
さらに傷ついたり面倒くさいことになる前にお別れして良かったかもしれません。

※こちらの記事はライターの実体験を元にしたエピソードです。