ダメ男というのは、女性が傷つく言葉を平気で言う傾向があります。
特に好意がある男性からの言葉の破壊力は凄まじく、立ち直るまでに時間がかかることとなります。
今回は、そんなダメ男のエピソードをご紹介します。

努力が水の泡!デリカシーが皆無なダメ男のお話

私が高校3年生の頃、あるアプリで2歳上の男性と出会いました。
彼は大学生だったので、高校生の私からするととても大人びて見えました。
毎日LINEでやり取りをするようになり、1週間のほとんどは電話もしていました。
実際に会ったことはなくても、面白くて優しい彼にどんどん惹かれていきました。
住んでいる場所は新幹線で1時間半程度だったので、出会って半年後の夏休みに会うことになったのです。

自分磨き開始!

当時の私は体重が80キロもあり、かなりの大柄体型でした。
そのため、彼と会う日のためにダイエットを開始し、努力の末に65キロまで体重を落とすことに成功しました。
新しい服も買い、彼に会う準備は完璧に整いました。
そう思っていたのですが…。

待ちに待った特別な日

当日私は朝の6時に自宅を出て、新幹線で彼の住む場所に向かいました。
道中の私は早く会いたい気持ちと緊張で頭がおかしくなりそうでした。
その頃の私の中で彼の存在はより大きく特別なものとなり、その日は自分の好意を伝える決心をしていたのです。
今思えばあんなに心を躍らせていた自分が馬鹿馬鹿しいですが、当時の私は彼への気持ちで胸がいっぱいでした。
待ち合わせ場所に到着し、彼は車で迎えに来てくれました。
元々お互いの顔は写真で見ていましたが、写真以上に素敵な彼がそこにいました。
車に乗り、いつものように他愛もない話で盛り上がっていたときです。
まさかの言葉を言われたのです。

努力が水の泡だと感じた瞬間

「なぁ、俺さ~〇〇はもっと痩せてると思ってたわ(笑)俺は細い子が好きだからさ!」
一瞬耳を疑いましたが、彼は笑いながら車を走らせています。
「は…?」と思わず声が出ましたが、ショックのあまりにそれ以上何も言えませんでした。
結局その日は好意を伝えるどころか、心の底から楽しむことができませんでした。
帰りの新幹線では大号泣し、周囲の人にジロジロ見られたことを今も覚えています。
確かに私は彼にとって完璧ではなかったかもしれませんが、平気で女性の容姿を否定できる神経を疑いました。


彼に会う日のために努力をしていたのにも関わらず、そんな言葉を言われたら今までの日々は何だったんだと痛感しますね。
これは男性に限ったことではありませんが、人の容姿を平気で否定するようなことはあってはならないことです。
デリカシーがないというよりも、人としてどうかを問われるレベルでしょう。

※こちらの記事はライターの実体験を元にしたエピソードです。