「ダメ男を選んだのは自分自身」と言われればそれまでですが、やはりダメ男は所詮ダメ男に過ぎません。
多くの女性が振り回され泣かされているダメ男ですが、今回は実際のダメ男エピソードをご紹介します。

私が出会った「デリカシー欠落男」のお話

約5年前、私は遠距離恋愛をしていました。
1ヶ月に一度しか会うことができなかったため、会える時間は本当に幸せを感じました。
あれは私が彼に会いに行き、新幹線に乗る前にご飯を食べるときのことでした。
時間があまりなかったため近くの洋食屋さんに入り、私はカレーライス、彼はオムライスを注文しました。
料理が到着し、食べ始めて数分のことです。

「うわ…くそまずいんやけど」

「うわ…くそまずいんやけど」と、彼は怪訝そうな顔で言いました。
しかし、そのお店はカウンターのみのお店で目の前には店員さんが立っており、完全に声が聞こえている状態でした。
私はとっさに「ちょっと、そんなこと言わんでよ」と言いましたが、彼は止まることなく喋り続けます。

止まらない文句

「いや、俺はケチャップライスが好きなんよね。これバターライスやん。味薄すぎるしまずいし、そもそもデミグラスソースとかありえんやろ」
私は唖然とし、言葉が出てきませんでした。
そして、この後彼は衝撃的な一言を発しました。
「ねぇ、ケチャップライスに変えてって店員に言ってくれん?」
『いや、真面目そうな顔で言っとるけど、自分が何を言っとるか分かっとんのか』と思いましたが、それでも言葉が出てきません。

衝撃の行動を起こす彼

しかし「あ、いいや。お前のカレーかけて食べるわ!」と嬉しそうに私のカレーをかっさらっていきました。
私の目の前には、ただのご飯の山。
彼は黙々と残りのオムライス(私の頼んだカレー付き)を食べ、満足そうでした。
店員さんに対する配慮がない上、私のご飯まで勝手に食べてしまうデリカシーのなさに笑いがこみ上げました。
その後、誰もが予想できる通りすぐにお別れしました!


店員さんに聞こえるように平気で言えるところも、彼女への対応もデリカシーが欠落していますね。
そもそもお店の店員さんに配慮ができない男性は、どれだけ容姿が良くてもダメ男確定です。
「カッコ良い」と思っているのかもしれませんが、それでは女性に限らずどんどん人が離れていくのが現実です。

※こちらの記事はライターの実体験を元にしたエピソードです。