ロンドン在住ライターが取り入れるだけでコーデを今っぽくアップデートしてくれる、最新の着こなしをお届けします。今回は夏の制服ともいうべき白Tシャツにフォーカス。今年らしく着こなすポイントは、旬のメタリックアイテムと組み合わせること。クールな輝きで鮮度をワンランクアップさせていた、ロンドンのおしゃれ上級者たちのTシャツコーデをピックアップしました。後半では、ロンドン花の祭典「チェルシー・イン・ブルーム」をご紹介します♡
シルバーをトッピング! 涼感とエレガンスを両立したフェミニンな旬ルック
着用しているのはジャストサイズのクロップド丈Tシャツ。それを透け素材のボトムを合わせることでグッとフェミニンなコーディネートに。レースタイトの繊細な雰囲気に調和するポインテッドトゥのパンプスを選びエレガントにまとめています。仕上げにシルバーのバッグを肩掛け。さらにチェーンネックレスやステイトメントなイヤリングで輝きをトッピングすることで、モードな要素が加わり今っぽいスタイリングを完成しています。
ベーシックコーデの鮮度アップ! 今年マストなメタリックシューズ
ジャストなサイズのTシャツにタイトスカートのコーディネートです。人気継続中のカラー、レッドのニットを腰に巻いて差し色に。レザーのツーハンドルバッグが品格を高めています。落ち着いたアイテムの組み合わせにメタリックシューズをプラスすることでエッジーさが加わりグッと今っぽさを高めて。大胆なサイズのボールチェーンのチョーカーで洗練を後押ししています。
カーゴデニムのカジュアルコーデをシルバーの輝きでシックに味付け
ややオーバーサイズなTシャツにストレートなカーゴデニムをスタイリング。そのままだとカジュアルなコーディネートですが、足元にポインテッドトゥのパテントパンプス、バッグはメタリックシルバーをチョイス。シンプルなワンツーコーデだからこそ小物が威力を発揮し、辛口クールな仕上がりに。チェーンのチョーカー & ハートのイヤリングのファイナルタッチも効いています。
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2024年のテーマは「花の饗宴」! ロンドン・花の祭典が今年も開催
ラグジュアリーブランドが立ち並ぶロンドンのチェルシー地区。その風物詩と言えるのが、毎年5月に開催される花の祭典「チェルシー・イン・ブルーム」です。ファザードが花でクリエイトされた美しい料理で飾られ、ロンドンにやっと訪れた晴れやかなシーズンをセレブレートします。
撮影で人だかりが出来るほど人気だった「HACKETT(ハケット)」。伝統的なプレートやティータイムのデザートでガーデンパーティを表現したロンドンらしい作品です。
5月にピークを迎えるイギリスのいちご。そんな夏の名物からインスピレーションを得た、フルーティな作品です。ストロベリーとジュニパーの鮮やかなフレーバーが注入され、シャンパンがトッピングされている甘いカクテルは、高さ2メートル。テラス席が人気のレストラン「VARDO(ヴァルド)」のものです。
5月20日〜26日まで開催されたイベントは、最寄駅が大混雑するほど大盛況で幕を閉じました。ご紹介した以外にも多数の作品がサイトで鑑賞できるので、花好きの人はぜひチェックしてみて♡
Senior Writer:神田朝子