皆さんは、高級店で食事をした経験はありますか?
今回は「周りの客にイヤミをいう迷惑客」にまつわる物語とその感想を紹介します。
※この物語はフィクションです。


イラスト:モナ・リザの戯言

貧乏なだらも平穏な暮らし

夫とペットの猫と貧乏ながらも平穏に暮らしていた主人公。
そんなある日、夫が退職祝いに今までの感謝を込めて高級レストランに行こうと誘ってくれました。

正直貧乏な主人公夫婦にとって、高級レストランに行くことは勇気のいることでしたが…。
主人公は、夫の思い切った提案に乗ることに決めました。

当日、唯一持っていたよそ行きの服を着て、夫とレストランに向かった主人公。
おいしい料理にはしゃいでいると、近くの席から「貧乏くさい」と陰口が聞こえてきます。

「まさか私のこと…」と不安に思った主人公は、リラックスするためにお手洗いに向かいますが…。

陰口を叩いてきた女性


出典:モナ・リザの戯言
お手洗いで先ほど陰口を叩いてきた女性客に遭遇してしまった主人公。
女性客は「貧乏くさい人がいると食事がまずくなるわ」とイヤミを言ってきました。

そんな女性客の発言に、主人公は「…」と居たたまれなくなってしまいます。
その後も、女性客の視線を気にして食事を楽しめないでいた主人公でしたが…。

そこへ店員がやって来て、女性客を個室へと案内していったのです。
女性客がいなくなったことで、主人公は安心して夫と食事を楽しめるようになります。

個室に案内されたことで特別扱いを喜ぶ女性客でしたが…。
実は、女性客の言動に気づいていた店員が、主人公に配慮して女性客を移動させただけだったのです。

その後、店の出入り禁止を言い渡された女性客は「ありえないわ!」と激怒するのでした。

読者の感想

主人公に心ない言葉を吐いた女性客が許せません。
店員の機転の利いた対応にスカッとしました。
(30代/女性)

お金がない状況とはいえ、退職祝いで高級レストランに連れて行ってくれる夫は素敵ですね。
女性客のイヤミにはどうなることかと思いましたが、無事に食事を楽しめてよかったです。
(50代/女性)

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(CoordiSnap編集部)