皆さんは、突然生活が苦しくなった経験はありますか?
今回は「歴史研究が趣味の父が遺した遺産」にまつわる物語とその感想を紹介します。


イラスト:エトラちゃんは見た!

歴史研究が趣味の父

主人公は出版職員の父と専業主婦の母と暮らす高校3年生です。
父は幼いころから歴史研究を趣味としており、時間やお金のほとんどを趣味につぎ込んでいました。

そんなある日、父が突然事故で他界してしまいます。
すると父が遺産をほとんど残していなかったことが判明して…。

生活が厳しくなった主人公と母は、今より狭い家へ引っ越すことに決めました。
そんなある日、父の趣味仲間が訪ねてきます。

父が託した遺産

趣味仲間は生前父から、自分に何かあったときは研究資料を引き取るよう遺言をもらっていたと言いました。
それを聞いた母は、家族には何も残さず、趣味仲間には残した父に対して激怒します。

しかし後日、母は趣味仲間から資料を売却したお金として総額1000万円を受け取ることになり…。


出典:エトラちゃんは見た!
実は、父が集めていた資料は、とても価値のあるものだったのです。
生前貯蓄ができていなかった父は、仲間に資料を売却してもらうことで、家族に遺産が残るようにしていて…。

仲間から説明を受けた母は「そうでしたか…」と泣きながら何度もつぶやきました。
実は父の資料をくすねようとしていた人もいたようで…。

それに気づいた父の仲間たちが捉えていたことも聞かされたのでした。

読者の感想

まさか売却した資料が総額1000万円になるとは驚きです。
趣味優先の父かと思いきや、家族のこともしっかり考えていたのだとわかり、感動しました。
(40代/女性)

遺産はないのに、趣味仲間だけ優遇するなんて許せないと思うのは、仕方がないですよね…。
それが勘違いだったと判明してよかったと思いました。
父の歴史資料を守ってくれた父の仲間たちにも感謝ですね。
(30代/女性)

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(CoordiSnap編集部)