どんなアイテムとも合わせやすくコーデに取り入れるだけで即、洗練さを宿すことができるブラックは通年通して着用したい、頼れるカラーですよね。でも、気温が高い夏にオールブラックを着こなすには「重く見える」、「暑苦しい」という懸念点を解決したい。そこで、おしゃれ賢者たちが夏にオールブラックをどう着こなしているのかチェック。夏に黒を纏う彼女たちにはちょっとした法則があるようです。

コーデに抜け感が生まれる異素材ミックス

モデルでインフルエンサーのレイア・スフェズは、艶っぽいサテンのパンツに肉厚レザーのタンクトップを合わせていました。のっぺりしがちなワントーンコーデですが、異素材をミックスすることで、コーデに立体感が生まれ、さらに光沢のあるブラックパンツが軽やかなスタイリングへ導いてくれます。バッグをコントラスのある鮮やかなグリーンにしたのも正解。

ワンピのインナーに白を仕込んで軽快さアップ

ストリートスナップ常連で、ライフスタイルサイト「ALL THE PRETTY BIRDS」を手掛けるタム・マクファーソンは、黒ワンピに白タンクをレイヤード。黒ワンピ1枚でもコーデが十分キマりますが、白のタンクをインナーに仕込むことでより暑苦しさを軽減し、センスのよさまでアピールすることに成功。そして、抜け感を与えてくれるさりげない肌見せも必須です。

大ぶりなシルバーアクセで着こなしをクールダウン

スワロフスキーグループのグローバルクリエイティブディレクターのジョバンナ・バッタリアは、ワイドパンツにタイトなタンクトップを合わせ、コルセット風のベルトをオンしたモードな着こなしを披露してくれました。存在感のあるシルバーのチェーンネックレスを重ねづけすることで、重くなりがちなオールブラックをライト & クールな着こなしへとアップデート。

シンプルなものをミニマムに纏うことで重さを軽減

涼しげなシースルー素材や変化を与えてくれるエアリーなシルエットを取り入れて重さや暑苦しさを軽減するのもよいですが、多くのおしゃれ賢者が実践しているのは、ミニマムなブラックコーデです。ブラジル生まれのモデル、シンディ・メロもタイトなワンショルトップとシンプルなボトムでオールブラックコーデを涼しげに着こなすことに成功。

レイア・スフェズ、タム・マクファーソン、ジョバンナ・バッタリア、シンディ・メロのオールブラックコーデをご紹介しました。夏に纏うブラックは「重く見えないか」、「暑苦しく見えないか」心配になりますが、さりげなく肌見せしたり、アイテム選びやアクセ使いを意識することで解決できるはずです。

Senior Writer:H_aco