身も心も軽やかになるスプリングシーズン。コーディネートの季節感を高めるなら、アクティブさ漂う「キャップ」を投入してみてはいかが? 程よい抜け感を授けてくれるだけでなく、顔周りがきゅっとコンパクトになり、スタイルアップに繋がるのも頼もしいです。今回は、そんなキャップを使って今っぽく垢抜けていたコーディネート術を、ファッションウィークのストリートスナップからピックアップしました。

定番トレンチコートが見違える鮮やかブルーキャップ

もうすぐ初夏がやってくるものの、まだ肌寒い日もありますよね。そんなときに役立つ春の定番アウターのベージュトレンチコートは、キャップを使ってカジュアルミックスに。豪版『VOGUE』の編集長を務めるクリスティン・センテネラは、爽やかかつキャッチーなブライトブルーのキャップを指名。クラウンとバイザー部分の白刺繍ロゴが、クリーンさを後押ししてくれます。

柔和なカラーでまとめてしなやかに

こちらもスプリングアウターの定番であるステンカラーコートに、カラーキャップを合わせたスタイリング。アイボリーのトップスとクリームホワイトのコート、そしてブラウンパンツという穏やかな配色なら大人顔。まろやかなカラーリングにマッチするよう、キャップはくすみピンクを選んでしなやかさを際立てて。ちらっと覗かせた肩がとびきりヘルシー!

カラーを散らしてプレイフルに

鮮やかなカラーを使ったコーディネートに定評がある、インフルエンサーのエミリー・シンドレフ。この日も弾けるような笑顔が似合う、ブルー、イエロー、グリーンを使ったポジティブルックを披露しました。キャップはブルーデニムを選び、抜け感を倍増。ともするとトゥーマッチに陥りがちなカラーブロックスタイルも、かりっと端正な黒ピンストライプジャケットを基調とすればうまくまとまります。

ブラックできめる大人のカジュアルスタイル

カジュアルなキャップを使っても大人らしさはキープしたい… そんなときは、ジャーナリストのアレクサンドラ・ゴロヴァノフのブラックコーデを参考に。アクティブなキャップには、軽やかなミニスカートがマッチします。ロングブーツで肌見せ面積を調整すると、シックなムードを両立することに成功。デニム、ニット、レザーという異素材をミックスすれば、ワンカラーも単調になる心配なし。

白タンクトップ × ライトブルーデニムでヘルシーに

インフルエンサーのシェイェンは、新緑の季節に似合う白 × ライトブルーの爽やかルックでファッションウィークに参戦。クロップド丈のタンクトップでお腹周りを見せつつ、キャップでもパンツの色をリピートすると新鮮にきまります。仕上げに黒ジャケットをさらっと羽織り、引き締めを実行。

これからの季節、日差し対策としても活躍する「キャップ」。ちょうどいい抜け感を頼りに、コーディネートの完成度をアップさせましょう。