グローバルに活躍する旬なファッショニスタをピックアップしてお届けする本連載。今回は、生粋のパリジェンヌで、ジェーン・バーキンの再来ともいわれるパリのイットガール、ジャンヌ・ダマス(Jeanne damas)。14歳の時に始めたブログがきっかけで一躍有名に。その後、モデルや俳優として活躍する傍ら、2016年に自身のファッションブランド「Rouje(ルージュ)」をスタート。私生活では、2020年に男の子を出産。そのほかにも著書を出版するなど彼女の活躍から今後も目が離せません。

  • 【Profile】
  • 生年月日: 1992年3月12日(年齢32歳)
  • 出身地:フランス・パリ
  • 身長:約170cm
  • Instagramフォロワー数:156.4万人(2024年4月現在)
  • 職業:モデル、ブランドコンサルタント、Rouje創設者

おしゃれなデニムスタイルに定評があるジャンヌ

2024年3月のパリファッションウィークにてジャンヌの最新デニムスタイルをキャッチ。ステラ・マッカートニーのワイドデニムにランジェリー風のトップスを合わせた抜け感のある着こなしがジャンヌらしい。さらに、ジャケットを羽織ればファーマルにも対応。今季、おしゃれガールたちがこぞって愛用しているゆったりとしたデニムは、今季ヘビロテ間違いなしです。

カジュアルなデニムはボウタイトップスで格上げ

ジャンヌと言えば、やっぱり注目したいのがデニムスタイルです。シンプルで、抜け感があって、女っぽい着こなしが魅力の彼女。アミ パリスのコレクション会場では、ストレートデニムにカットアウトが施されたドット柄のトップスを合わせ、ジャケットを肩がけ。レディハンサムな雰囲気もエレガントなボウタイデザインで女っぽく昇華していました。

気品溢れるレーストップスで叶えるデニムリュクス

ディオールの会場では、センターパーツが入ったデニムに華やかなレーストップスを合わせてフレンチシックな雰囲気を漂わせていました。春夏らしいカジュアルなライトブルーのデニムですが、繊細なレースのトップスと合わせることでこなれ感のある着こなしに成功。足元はヒールでレディに仕上げるのがジャンヌ流です。

オールブラックでモードな雰囲気を宿して

パリのストリートでは、オールブラックに身を包んだクールなジャンヌをキャッチ。素肌にジャストサイズのベストを羽織り、お腹の三角地帯をチラ見せすることで、モードな中にもセンシュアルな雰囲気をトッピング。あえてのノーアクセやレオパードのバッグでカジュアルにハズすところがジャンヌらしい。

ブラックドレスとレッドルージュで色っぽく

パリの街角でパトゥの会場へ向かうジャンヌをキャッチ。リュクスな中にもカジュアルさを感じさせてくれるリブニットのドレスを着こなした彼女。デコルテの空き具合がコケティッシュなポイントです。赤いバッグや赤いルージュがナイトアウトにピッタリ!

マタニティ姿で来場したディオールコレクション

2020年に第一子を出産したジャンヌ。ディオールの2021春夏コレクションの会場ではマタニティ姿も披露していました。繊細なレースのドレスにトレンチコートを羽織った優雅な着こなしがまさにジャンヌらしい。

タイムレスに長く着られるもの、シンプルでベーシック、だけどちょっぴりコケティッシュなエッセンスを加えた着こなしが得意なジャンヌ。パリジェンヌの彼女の着こなしには飾りすぎず、ナチュラルにおしゃれを楽しむヒントが満載です。

Senior Writer:H_aco