シーズン問わず活躍する、頼り甲斐のある「オールブラック」コーディネート。春に着こなすなら、重く見えるのを回避して身軽さを意識するのが着映えるコツです。ファッションウィークのストリートスナップから、この春チャレンジしたいシックなブラックスタイルをピックアップ。
レースを覗かせ艶やかブラックコーデを作る
正統派な黒のスーツを着用していた、インフルエンサーのダーヤ・バラニク。オーバーサイズのジャケット、フレアパンツで穏やかなインパクトを宿せば退屈になりません。コーディネートに奥行きを授けるべく、レースのボディスーツを迎えて。黒だからこそ繊細レースにマチュアなムードが宿り、艶やかなブラックコーデが完成します。
都会派スポーティを堪能
パーカ × バイカーショーツというスポーティな組み合わせを披露した、ファッションブロガーのヘレナ・ボードン。シックな黒を選びつつ、ベロアとレザーの異素材ミックスで表情を作ると幼い印象に傾きません。きりっとシャープなポインテッドトゥパンプスは、メタリックゴールドのカラー切り替えでスタイリッシュさを強調。ヘアもすっきりタイトにまとめるのがコーディネートにマッチします。
ボーダー × クロシェニットが爽やか!
元祖ブロガーのシャーロット・グレネヴェルドは、マリンなボーダーカットソーにクロシェニットスカートを合わせ、爽やかさを意識。コンパクトなシルエットのトップスとIラインスカートの組み合わせなら、縦長効果抜群。足元はフラットシューズを選び、エフォートレスにまとめて。
総レーススカートで軽快な足取りへ
ナチュラルスキンケアブランド『mid/night 00.00』を手掛けるニーナ・ウルジェイ・クロケル。緊張感のあるブラックコーディネートは、ふんわりブラウスと総レーススカートでフェミニンに味付けすると柔らかい印象に。重くなりがちな黒一択の装いも、こんなスカートがあればぐっと軽やか。
肌見せ面積を調整してモードヘルシーな装いへ
硬派なレザージャケットには、ハーフパンツを合わせることで軽やかさをプラス。さらにブラトップを合わせれば、モードヘルシーな着こなしが楽しめます。ブラトップだけは勇気がいる……という場合は、ウエスト周りが程よく覗くクロップド丈のトップスを迎えても素敵。仕上げに足元にレディなパンプスを置き、大人らしさを倍増。
タイムレスに活躍するブラックも、季節感を捉えれば新たな魅力を引き出すことができます。ぜひ、ご紹介した5ルックを参考にしてみて。