厚手の冬コートを脱いだら、春にぴったりな軽アウターを迎えましょう。さっと気負いなく羽織れる「ブルゾン」を使った着こなしが多く見られた、最新のファッションウィーク。オシャレ賢者たちが実践したコーディネートから“今っぽい”を叶えるディテールをチェック。

ショート丈のブルゾンで春らしい軽やかさを

2024-25秋冬パリファッションウィークに訪れていた、インフルエンサーのエミリー・シンドレフ。カラーコーディネートが得意な彼女はこの日、グリーンとブルーをミックス。パウダリーなトーンとグレイッシュトーンを組み合わせ、奥行きを宿して。ショート丈のブルゾンとクロップドパンツの合わせ技なら、スタイルアップ効果大。

ツヤのある素材で華やぐ

すとんと落ちるニュアンスホワイトのサテンワンピースで、優雅さを確保。そこにスパイシーなレザーブルゾンを重ね、甘辛ミックススタイルをメイク。サテンとレザーというツヤのある素材を組み合わせると華やかさたっぷり。

シャカシャカ素材なら重くならない

2024-25秋冬パリファッションウィーク開催中のストリートに登場した、ソーシャライトのオリヴィア・パレルモ。プレーンな白の上下をメインにすることで、ぱっと表情を明るく灯して。黒ブルゾンで色のメリハリを授けつつ、シャカシャカとしてアクティブなナイロン素材を選べば決して重く見える心配もなし。

シアー素材で季節感を倍増

2024-25秋冬ニューヨークファッションウィークに訪れたこちらのゲストは、柔和なベージュのブルゾンとスカートのセットアップでしなやかに。シアー素材なら上品さはそのままに、軽快さ、モダンさを演出することに成功。ナードなメガネを外し役として加えればパーフェクト。

レディなスカートに無骨なブルゾンを合わせて

豪版『VOGUE』編集長のクリスティン・センテネラは、キャメルとグレー、ベージュを合わせた穏やかな配色の着こなしを披露。Iラインスカートとポインテッドトゥパンプスのレディな組み合わせは、無骨な素材感、ビッグサイズのブルゾンでテイストミックスに仕上げると垢抜け。

今回は春の軽アウターとしてぴったりなブルゾンの着こなしをご紹介しました。程よい抜け感があるので扱いやすいのが魅力。ぜひ、チェックしてみて。