皆さんは、子どもの教育で悩んだことはありますか?
今回は「学歴を否定する母親」にまつわる物語とその感想を紹介します。
※この物語はフィクションです。
(CoordiSnap編集部)

イラスト:モナ・リザの戯言

お隣に挨拶

娘の小学校進学を機にマンションに引っ越してきた主人公。
お隣に挨拶にいくと、お隣の家族にも同じ年齢の子どもがいることがわかりました。

お隣の奥さんは「主婦同士仲よくしましょう」とにこやかに話しかけてくれましたが、主人公が会社員だと知ると態度を一変させて「子どもがいるのに仕事?」と詰め寄ってきたのです。

態度が一変


出典:モナ・リザの戯言

そして主人公は聞かれるがままに、自分が大卒でフルタイム勤務であると答えました。
するとお隣の奥さんは「仕事してるからって偉いわけ?」と怒り出したのです。

どうやらお隣の奥さんは自分が高卒の主婦であることにコンプレックスを抱えているようです。
その後もお隣の奥さんと話すたびに「マウントをとらないで」と言われてうんざりする主人公。

そんなある日、部屋に入れず困っていたお隣の子どもを一時的に預かることになりました。

お隣の子どもが自ら進んで宿題を始めたため、そのことを主人公が褒めると…。
お隣の子どもは「家では宿題をすると怒られる」と言い、主人公は「ええっ!?」と驚愕します。

さらに、お隣の奥さんが子どもに「勉強すると嫌な大人になっちゃうよ」と言い、変わった教育をしていることを主人公は知ったのでした。

読者の感想

子どもが宿題をすると怒るなんて、子どもへの接し方に驚いてしまいました。
それぞれの家庭に教育方針があるとは思いますが、ちょっと極端だなと感じます。
(30代/女性)

学歴コンプレックスがあるとはいえ、話すたびに「マウントをとらないで」と言われると疲れてしまいそうです…。
お隣同士、お互いのよさを認め合いながら仲よくしていけるといいですね。
(20代/女性)