いよいよ2月に入り、ファッションの世界は本格的に2024年春にシフトし出す時期。そこで改めて、人気メゾンから昨年に発表された、2024年春夏トレンドをレビュー。今回はモデルのトレンドに注目します。

豪華ゲストの登場や、新進気鋭なコラボレーションなど、毎回ゲストにサプライズを与えてくれる世界4大ファッションウィーク。2024年春夏ファッションウィークの中でも、印象深いシーンをピックアップしてお届けします。輝かしいカムバックを果たしたスーパーモデルたちの逞しく美しい姿をご覧あれ。

アギネス・ディーン:サカイ

プラチナブロンドのショートヘアにアンドロジナスなルックスで2000年代に「イットモデル」として世界に名を馳せたアギネス・ディーンが「サカイ」の2024年春夏コレクションにてランウェイにカムバックしました。2019年以来、キャットウォークから遠のいていた彼女ですが、4年ぶりとなる復帰に驚きを隠せないゲストも大勢いたはず。

クリスティ・ターリントン:ラルフ ローレン

4年ぶりにニューヨークファッションウィークにてショーを行った「ラルフ ローレン」。フィナーレを飾ったのは、ゴールドメタリックの眩い衣装を身に纏った元祖スーパーモデルのクリスティ・ターリントンです。彼女は2021年1月に行われた「フェンディ」オートクチュールでキャットウォークを歩いて以来、約3年ぶりとなるランウェイだったとか。貫禄のあるウォーキングでゲストを魅了しました。

ローズマリー・ファーガソン:ミュウミュウ

プラダ、ミュウミュウ、シャネルなど、ファッションブランドのモデルとして 90年代に活躍し、栄養士へ転身したローズマリー・ファーガソン。2017年以来、ランウェイから姿を消していましたが2023年10月に行われた「ミュウミュウ」2024春夏コレクションにてカムバックを果たしました。今は栄養士の資格を持つイギリス版「VOGUE」のコントリビューティング・エディターとしても活躍中です。

冨永愛:スキャパレリ

最後は、2023年7月3日にパリで行われたパリ・オートクチュールウィーク2023/24年秋冬コレクションより。日本を代表するスーパーモデルの冨永愛が「スキャパレリ」のショーで、12年ぶりのオートクチュールコレクションに復帰しました。30キロにも及ぶ華麗でダイナミックな衣装を身につけてランウェイを闊歩し、圧倒的な存在感を放っていました。

Senior Writer:H_aco