皆さんは、濡れ衣を着せられてしまったことはありますか?
今回は「万引きを疑われた妹」にまつわる物語とその感想を紹介します。
※この物語はフィクションです。
(CoordiSnap編集部)

イラスト:モナ・リザの戯言

妹が万引き

主人公は同じ高校に通う妹がいました。
ある日、妹がコンビニで万引きしたという知らせを受けた主人公。

妹は無実を主張しますが、鞄の中には確かに未会計の商品が入っていたとのことでした。
「防犯カメラの確認もしてくれなくて…」と泣きながら訴える妹。

その後、何かの間違いかもしれないという結論になり、大事にはならずに済んだのですが…。
思うところがあった主人公は、ある行動に出ることにします。

店員に呼び止められ…

後日、妹が万引きを疑われたコンビニに、主人公の友人が来店すると…。
店を出るところで突然店員に呼び止められた友人。

店員から「お会計済んでないものありますよね?」と言われ、友人は「そんなものありません」と答えますが…。
店員は無理やり友人の鞄を奪って、中身を確認しようとしてきたのです。

出典:モナ・リザの戯言
そこへバイトとして働き始めた主人公が現れます。
なんと主人公は、妹の濡れ衣をはらすためにコンビニへ潜入バイトをしていたのです。

主人公が防犯カメラを確認すべきだと提案すると、店員の顔が急に青ざめて…。
警察を呼んで防犯カメラを確認した結果、同じ高校に通う生徒が友人の鞄に商品を入れていたことが発覚。

交際していた店員と共謀し、憂さ晴らしのために妹や友人を万引き犯に仕立て上げていたのです。
その後店員たちによる被害者の人数が暴かれ、主人公は驚愕してしまうのでした。

読者の感想

うさ晴らしのために無関係の人たちに濡れ衣を着せるなんて許せません。
妹のためにバイトを始めてまで店員の不正を暴いた主人公がナイスでした。
(30代/女性)

一度でも疑われてしまうと、どんなに無実を訴えてもモヤモヤしてしまいますね。
主人公の思い切った行動と、防犯カメラの確認がなかったらと思うとゾッとします。
(40代/女性)