皆さんは、家族にお弁当を作ったことはありますか?
今回は「夫のお弁当を食べた娘」にまつわる物語とその感想を紹介します。
※この物語はフィクションです。
(CoordiSnap編集部)

イラスト:モナ・リザの戯言

夫のお弁当を作ることに…

主人公は夫と保育園に通う娘と暮らしていました。
娘のお弁当を見て「オレにも明日弁当作ってくれよ」と言ってきた夫。

主人公は2人分のお弁当を作るようになりますが、夫は手をつけずに外食することが多々ありました。
作ったお弁当を食べないことに激怒すると、家事をするようになった夫。

主人公は仕方なく、夫の分のお弁当も作り続けることにします。
ある日、主人公の母が入院することになり、主人公は実家に泊まることになりました。

娘に前日のお弁当を持たせる父

実家に行く日、夫と娘のお弁当を作っていた主人公。
翌日も保育園はお弁当の日だったため「コンビニでもいいから娘にお弁当を持たせて」と伝えます。

しかし主人公がいなくなったことで家事や娘の世話をせず、夜更かしした夫は寝坊してしまい…。
コンビニに寄る時間がなかった夫は「今日はパパのお弁当箱だぞ」と、前日に主人公が用意していて食べていなかった自分の分のお弁当を持たせたのです。

出典:モナ・リザの戯言
そうとは知らない娘は「やった〜!」と喜びますが、開けたお弁当から変なにおいがします。
それでも娘は「残すとパパが悲しむ」と思ってお弁当を食べ…。

その結果、娘は食中毒で救急搬送されてしまったのです。
母の病院に付き添っていた主人公にも、保育園から連絡が入りました。

夫がとった行動が原因で娘が食中毒になったと知り、主人公は顔面蒼白になりますが…。
主人公に離婚を突きつけられても、反省どころか気楽に過ごす夫。

しかしこの気楽さが原因で、夫は会社で大惨事になるのでした。

読者の感想

一日中放置したお弁当を次の日に娘に持たせることに驚愕しました。
夫が作ってくれたと喜ぶ娘の気持ちを思うと胸が痛いです。
娘が無事回復してくれるといいなと思いました。
(20代/女性)

「弁当を作って」と言ったにもかかわらず、何度も外食で済ませてお弁当が無駄になるのは納得がいかないでしょう。
娘に食べさせたお弁当がきっかけで、主人公が夫に怒ってしまうのも無理はないです。
(40代/女性)