皆さんは、身の毛もよだつ恐怖体験をしたことはありますか?
今回は「深夜に鳴る鐘の音」にまつわる物語とその感想を紹介します。
(CoordiSnap編集部)
イラスト:こたつラボ様
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深夜に鐘の音が…

子どものころから霊感がある体質の主人公。
ある日の晩、寝つけずにいると、遠くから「チーン」と澄んだ鐘の音が聞こえてきました。

だんだんと近づいてくる音に恐怖を覚えながらも、主人公はいつのまにか寝てしまいます。
しかし、それからというもの毎晩鐘の音が聞こえるようになったのです。

気になって眠れなくなった主人公は「音の正体を確かめてみよう」と思い立ち…。

家の外へ…

家の外へ出た主人公は、音の鳴る方へ向かってみることに。
ところが音の近くにたどり着いても、なんの姿も見えません。

出典:Instagram
やがて音は主人公の目の前を過ぎ、そのまま遠ざかっていきました。
音の正体がこの世のものではないと確信し、冷汗が止まらなくなる主人公。

翌朝、鐘の音が鳴っていた場所へ向かってみると、そこには公園がありました。
公園の木の下に僧侶が立っているのを見かけた主人公は近寄りますが…。

なんと突然僧侶が目の前から消えてしまったのです。
そこへやって来た老婆が「どうされたかな?」と声をかけてきて…。

主人公が返事に詰まっていると「毎晩賑やかだからなあ」と口にした老婆。
老婆が何か知っていると思った主人公は、意を決して聞いてみることにしたのでした。

読者の感想

音は確かに鳴っているにもかかわらず、そこには何もないという状況にゾッとしました。
老婆の意味ありげな発言が、さらに恐怖を感じます。
(30代/女性)

夜中に聞こえてくる鐘の音、公園にいた僧侶が消えるなど、立て続けに不可解な場面に遭遇してしまうと怖いですね…。
恐怖心が勝ってしまい、主人公のように音の正体を確かめようとする行動には出られないです。
(40代/女性)