2023年に引き続き、2024年もますますヒートアップしそうなトレンドをピックアップしお届けします。2023年は「ノーボトム」ルックと呼ばれる、まるでパンツを穿き忘れたかのようなユニークなスタイルが話題をさらいましたが、この「ノーボトム」ルックは2024年もますますウェアラブルに楽しめる予感です。もちろん着こなしにはちょっぴり勇気も必要なトレンドですが、シースルーのワンピースやオーバーサイズジャケット、コートなどと合わせてデイリーな着こなしを模索してみてはいかが。

2024年春夏コレクションで、ますます注目度が高まる「ノーボトム」ルック

左からミュウミュウ、イザベル マラン、ドルチェ&ガッバーナ。ミュウミュウから火がつき2023年のストリートで一際注目を浴びた「ノーボトム」ルックですが、2024年春夏のコレクションでもますますヒートアップ。2024年もストリートで斬新で新鮮な「ノーボトム」ルックを見かけることが増えそうです。

ロングコートと合わせてウェアラブルに昇華

ファッションブロガーでユーチューバーとしても知られるジェシカ・メルセデス・キルシュナーは、Y2Kを感じさせる光沢感のグリッターミニショーツをチョイスして「ノーボトム」ルックをお披露目。ロングコートを主役にすることでよりウェアラブルでファッショナブルな着こなしを楽しんでいました。

旬なグレーのトーンオントーンで大人っぽ

ミュウミュウの会場でキャッチしたのは、アメリカのファッションブロガー兼ファッションデザイナーのエイミーソング。マイクロミニショーツに合わせたのはモードな雰囲気漂う大人なフーディ。今季トレンドとして浮上したグレーのトーンオントーンで着こなすことで洗練された着こなしを実現。

マイクロミニショーツで叶えるセンシュアルな透け感

透け感素材と相性抜群な「ノーボトム」ルックですが、彼女のようにトレンドのブラトップも合わせて着こなすことで、よりセンシュアルで今っぽい雰囲気に。マルチカラーのカーディガンはルーズに羽織ってこなれ感を演出するのも◉!

「マイクロミニボトム」でさらにウェアラブルに進化!

これまでのミニショーツに比べると少しだけシルエットや丈感に変化が見えた2024年春夏コレクション。シャネル(左)やトムフォード(右)のように限りなく「ノーボトム」ルックに近づけるマイクロミニボトムを発表するブランドも続出しました。

マイクロミニボトムはオールブラックで洗練

パリのストリートでキャッチしたのは、ビジューを散りばめたゴージャスな着こなしの彼女。ディテールワークが目を引くシャツにスパンコールのマイクロミニボトムを合わせスタイリッシュに格上げしていました。美脚効果の高い薄手タイツをONすることで品よくまとめるのもマイクロミニボトムを大人っぽく着こなすポイントです。

ライダースとミニボトムで「バイカーコア」を演出

デニムのマイクロミニボトム×ホワイトブーツを合わせ、トレンドの「バイカーコア」スタイルでキメたのは、スナップ常連のエミリー・シンドレフ。ハードなレザージャケットもマイクロミニボトムでの肌見せならマイルドに着こなせそう。

トレンドとは言え難易度が高い「ノーボトム」ルックや「マイクロミニボトム」。まずはお尻が隠れる丈感のコートや透け素材、さらにロングブーツやタイツなどを合わせるなど、よりウェアラブルに着こなす方法を見つけて上手に攻略したいところです。

Senior Writer:H_aco