皆さんは、誰かに何かを盗んでこいと言われた経験はありますか?
今回は「実の母親に盗みを強要された姪」にまつわる物語とその感想を紹介します。
※この物語はフィクションです。
(CoordiSnap編集部)

イラスト:モナ・リザの戯言

消えた切手ファイル

主人公は、幼いときに父を亡くし母親と暮らす社会人。
姉が1人いてすでに結婚し、主人公には小学生と中学生の2人の姪がいます。

姉は頻繁に実家に戻っては、子どもを使って母にお小遣いをせがむ生活をしていました。
ある日、小学生の姪が学校が休みなので、買い物に行きたい姉は母に預けに来訪。

その後、主人公の父が遺した大切な切手ファイルが消えていることに気づきます。
主人公が姉に電話をすると「娘が盗んだと言うのか」とまったく取り合ってくれません。

衝撃の犯人


出典:モナ・リザの戯言
後日、姪が2人だけで来訪し、小学生の姪の手には消えた切手ファイルが…。
主人公に会うとすぐに「ごめんなさい」と泣きだしてしまいます。

小学生の姪は母親である姉に、バレないように持って帰るように指示されていたと言うのです。
姉の言う通りにした小学生の姪は、いたたまれなくなり中学生の姪にすべてを話しました。

なんと姉は、父のコレクションである切手ファイルを売却しようとしていたのです。
主人公は謝ってきた姪たちを許しましたが、姉の夫も呼び出すことに…。

すると、過去に姉から受けた仕打ちを姪たちは暴露するのでした。

読者の感想

子どもを使って母親にお小遣いをせがむなんて、よい大人のやることではありません。
主人公の2人の姪が素直に謝れる子たちに育っていたので、母親の悪事はよくないですが救われました。
(30代/女性)

父親が遺してくれた切手ファイルが、姉に売られてしまったのは母親もショックだと思います。
今回消えたファイルがそのままの状態で返ってきてよかったです。
(20代/女性)