皆さんは、誰かに助けてもらったという経験はありますか?
今回は「救ってくれた友達の勇気ある行動」にまつわる物語とその感想を紹介します。
※この物語はフィクションです。
(CoordiSnap編集部)

イラスト:モナ・リザの戯言

何もしてくれない父親

主人公の女の子は小学生。
両親は離婚し、自称フラワーアーティストの父親と2人暮らし。

主人公は給食費が支払えていないため、PTAをしている主人公の友人の母親は自宅に催促の電話をしました。
すると、父親はお金は店と自分にかけるのがポリシーだと宣言。

怒った友人の母親は、娘の友達のために給食費を払うように頼みました。
無事に主人公は給食費を支払うことができましたが、どこか元気がない様子。

心配した友人がどうしたのかと友達に声をかけると、夜遅くまで家に誰もいなくて寂しいと言います。
このことをきっかけに、主人公と友人は打ち解けるようになり…。

パン1個だけのお弁当


出典:モナ・リザの戯言
遠足の日、主人公が持ってきたお弁当はパン1個だけでした。
主人公の父親は「パパは忙しいから」とお金を主人公に渡したが、自分1人でスーパーまで行けなかったと言います。

それに驚いた友人は、自分のお弁当のおかずやお菓子を分けてあげます。
それを見たクラスメイトも、次々に同じ行動をしてくれました。

自宅に戻ると、友人は友人の母親にこの一連の出来事を話すことに…。
この状況を知った友人の母親は主人公の父親を改心させるために作戦を考えるのでした。

読者の感想

親の都合で、まだ幼い娘をないがしろにしないでほしいと思いました。
お金を渡すだけではなく、遠足のお弁当は用意してあげないとかわいそうです。
(40代/女性)

主人公に素敵な同級生がたくさんいてよかったです。
特に友人の母親がとても協力的に見え、安心しました。
(20代/女性)