皆さんは、葬儀の準備をしたことはありますか?
今回は「父の葬儀に現れた僧侶」にまつわる物語とその感想を紹介します。
※この物語はフィクションです。
(CoordiSnap編集部)

イラスト:モナ・リザの戯言

代々お付き合いのある僧侶

家族とともに父の最期を看取った主人公。
父の葬儀の準備をしていると、代々お付き合いのある僧侶がやって来ます。

しかし僧侶は家に来てすぐに「20万円ではちょっと…」と言って、100万円のお布施を要求してきたのです。

僧侶の言葉を聞き、慌て出す主人公ですが…。
どうやら僧侶は事業投資に失敗し、立て直しに必要な資金を集めたいという本心があったのです。

さすがにそんな大金をすぐ準備できないと言う母に、僧侶は「それなら半額の50万円で」と打診してきました。

別の僧侶に頼もうとすると…

高額なお布施を要求してくる僧侶を不審に思った主人公が断ろうとすると、僧侶は慌てて元の金額で受けると言いました。


出典:モナ・リザの戯言

ところが葬儀当日、僧侶は遅刻をして登場…。
お布施が安いからとやる気を出さない僧侶は「時間が押している」と言って、お経を倍速で唱えはじめたのです。

さらに、法話では主人公たちからもらったお布施が少なかったことを暴露する始末…。
激怒した主人公家族は「許せない…」と二度と同じ僧侶の被害者が出ないよう、対策を講じることにしたのでした。

読者の感想

お布施で100万円はさすがに高すぎると思いました。
金額によって葬儀中の態度を変えてくるような僧侶には、絶対お願いしたくないですね。
(30代/女性)

大切な家族の葬儀を滅茶苦茶にされた主人公たちが気の毒でした。
長い付き合いがあったとはいえ、不誠実な僧侶とは距離を置きたいですね。
(20代/女性)