冬が近づくにつれて恋しくなるのがモコモコッとしたシアリング素材のバッグ。でも、ファーやボア素材が可愛すぎるあまり、子供っぽく見えてしまうのはどうにか避けたいところです。ここでは、モードの達人たちがシアリング素材のバッグを大人っぽく仕上げたコーデをピックアップしました。ONするだけで気分が上がるモードな「シアリングバッグコーデ」をぜひデイリーに取り入れてみて。

エッジなスタイリングを彩るオレンジファーバッグ

エイジレスな魅力を放つファッショニスタのグレース・ガネムは、エッジの効いたシルバーのアウターをルーズに羽織り、手元にはモコモコ感がたまらなく可愛いファーのハンドバッグをON。ベーシックカラーでまとめたコーデをパッと明るく彩ってくれるアクセントになるオレンジもグレースらしい。

コンサバ感を脱却するボアバッグと肌見せ

仕立てのよいシンプルなベージュコートにデニムパンツを合わせたデイリーなスタイリングの彼女。ついコンサバ感が出てしまう組み合わせもシアリングバッグをクラッチバッグのように持つだけで、なんだかスタイリッシュで大人可愛い雰囲気に。きちんと感を脱却してカジュアルに仕上げるには、首周りの素肌感もマストです。

ペールピンクトーンで品のある女優風

美シルエットで肌馴染みがよく「女っぽ」が強調できるベビーピンクのコートに合わせたのは、同色のファーバッグ。フラットに見えがちなワントーンは、ファーなどの異素材を合わせてコーデに奥行きを出しつつ、目を引くバーガンディのグローブやサングラスをアクセントにするのが上手くまとめるコツです。

ブルーに映えるフューシャピンクのファーバッグ

シャンブレー風の素材をセットアップで着こなしたのは、動画クリエイターのKay MBL。腕に抱えたのは、絶大な存在感を発揮するフューシャピンクのファーバッグです。ブルーとピンクのコントラストが秋冬の着こなしにポップな雰囲気を添えてくれます。

さりげなく大人可愛いが叶うミニファーバッグ

サンフランシスコを拠点にセレブリティなどのスタイリングを担当するMary Gonsalves Kinneyは、ステラマッカートニーのアイコンバッグ、ファラベラのファー素材を愛用。コンパクトながら愛らしいファー素材は、シンプルになりがちなストライプのパンツスーツに大人の可愛らしさを添えてくれます。ショルダーにせず、手にグリップして持つのがポイントです。

さりげなく大人の可愛らしさを添えてくれるシアリングバッグは、コーデのポイントにもなる今季マストバイのバッグです。コツはショルダーにせず、手に持ったり、小脇に抱えること! ぜひ、ポイントになるような愛らしい逸品を冬のワードローブに追加してみては?

Senior Writer:H_aco