重ね着したり、アウターをプラスしたり… レイヤードするコーディネートが楽しくなる冬が、いよいよ到来。季節感のあるファッションを楽しむなら、世界で活躍するファッションアイコンのコーディネートを参考にしてみてはいかがでしょう。
今回ピックアップしたのは、ノルウェーのオスロを拠点にファッションジャーナリスト、スタイリストとして活躍するティーネ・アンドレア。秋冬シーズンに参考にしやすい、ジャケットやロングコートを使ったコーディネートを厳選しました。

ビッグシルエットの迫力があれば単調にならない

黒とグレーを基調とした定番モノトーンスタイルは、ビッグシルエットのジャケットを選び迫力を宿すと単調さが回避でき、モード感を強調できます。ノーカラーのジャケットなら、オーバーサイズでもすっきり。グレーのニットプルオーバーのインに黒カットソーを仕込み、奥行きを作るとリズミカル。パンツもワイドシルエットを選び、インパクトを上乗せ。

スタンドカラーのコートでハンサムな面持ちへ

ロングコートとパンツのワンツーで完成させる、ミニマルシックなウィンターコーディネート。スタンドカラーになるデザインをセレクトすれば、きりっと端正な表情へと導くことができます。柔らかなクリームホワイトをメインにして、シンプルコーディネートをぱっと明るく。

マチュアなブラックコーデに赤色を差して

力強いしなやかさを備えた黒レザーのジャケットとパンツのセットアップに、白タートルニット、プレーンな黒ジャケットをプラスして立体的に導いて。無彩色の装いに、はっとするような真っ赤なバッグとチェック柄パンプスをプラスすれば、ぬくもりが灯って季節感を両立することに成功します。

ベージュ×白のニュアンス配色がやっぱり好き

ジャケットとパンツのシンプルな組み合わせは、ベージュとクリームホワイトのニュアンス配色でたおやかに。そこに濃いベージュのベロア素材バッグを投入し、ワンカラーの中でも表情の違いをつけるとメリハリ高くまとまります。

キャップ×デニムパンツでカジュアルダウン

あらゆるコーディネートの軸になってくれる、グレーのロングチェスターコートをこの冬の相棒に。ニットプルオーバーと小物を黒で統一し、コートの格好良さをアシスト。そこにカジュアルなブルーのキャップとデニムパンツを加えれば、テイストミックスになりこなれた印象に。パンツはローライズをセレクトし、今っぽさを助長して。

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この秋冬に参考にしたい、ティーネ・アンドレアのコーディネートを5選お届けしました。お洒落が楽しくなる季節、重ね着を駆使したり異素材ミックスで着映えを叶えて。