グローバルに活躍する旬なファッショニスタをピックアップしてお届けする本連載。今回は、NYを拠点に活躍するメアリー・リースト(Mary Leest)をピックアップ。Instagramを始め、Snapchat、YouTubeなどのさまざまなソーシャルメディアを通して絶大な人気を博す彼女は、ストリートスナップでも注目の的です。旬なアイテムや斬新なデザインをさらりと取り入れつつも大人可愛いスタイリングを披露してくれる彼女のテクニックを最新スナップから探ります。

  • 【Profile】
  • 生年月日:1998年2月19日(年齢25 歳)
  • 出身地:ロシア
  • 身長:約173cm(5フィート8インチ)
  • Instagramフォロワー数:109万人(2023年11月現在)
  • 職業:インフルエンサー、モデル、ブロガー

いい女オーラ漂うリッチなブラックコーデ

2023年10月のパリファッションウィークでは、オールブラックに身を包み、いい女オーラを振りまくエミリーを発見。ヘビーに見えがちなオールブラックコーデですが、異素材をミックスすることで立体感が生まれ、肌の露出を調整すれば女っぽい着こなしに。これまではロングブーツを合わせがちだったショート丈ボトムのスタイリングは、ミュール合わせが断然今年っぽい。

ブラウンレザーのセットアップで上級

ニューヨークで行われたレトロフェット(Retrofête)のショーでフロントローに座るメアリーをキャッチ。黒ほどハードになり過ぎず、程よく品の良さを印象づけたいならブラウンレザーのセットアップがおすすめです。上質でなめらかなレザーはリッチな着こなしを約束してくれます。インナーをブラックで引き締め程よく肌を露出すれば、女っぽ雰囲気も。

テーラードジャケット×プリーツスカートが甘辛

シンカイ(SIMKHAI)のジャケット×スカートをセットアップで。テーラードジャケットできちんと感をマークし、上品で可愛らしいプリーツスカートを合わせた甘辛コーデがメアリーらしい。足元にボリュームを与えてくれるクシュッとなったギャザーブーツもトレンドです。

難易度の高いバーガンディーのワントーンを攻略

レッドがビッグトレンドに浮上した2023年秋冬。メアリーは、エリー・サーブ(Elie Saab)の妖艶なバーガンディーのドレスを着用。タイツやバッグも同色で揃え、見事なワントーンコーデを披露しました。ブラックシューズやベルトは、コーデにメリハリを与えてくれるポイントです。

トレンドの「ノーボトム」ファッションもマーク

アリス アンド オリビアのプレゼンテーションでは「ノーボトム」ルックを披露。鮮やかでボリュームのあるファーコートを主役に、ブラックのインナーとマイクロショーツですっきりと大人っぽくまとめるところがエミリーらしい。「ノーボトム」ルックでは、ストッキングを履くとより上品に仕上がります。

さすがスナップクイーン! ハロウィンの仮装もクオリティ高め!

2023年10月31日。モデルのハイディ・クルムが主催する毎年恒例のハロウィン・パーティーに出席したメアリーは、完成度の高い仮装を披露してくれました。インスタグラムには「素晴らしい」、「仮装の域を超えている」などのコメントが多数寄せられたよう。

今季は特にワントーンコーデを意識したスタイリングが多かったメアリー・リースト。ぜひ彼女のストリートスナップをお手本に、ワントーンをおしゃれに活用してみてください。

Senior Writer:H_aco