皆さんは、家族との関係に悩んだことはありますか?
今回は「母の葬式で娘が笑った理由」を紹介します。


イラスト:進撃のミカ

冷たくなった母

幼いころに、父を交通事故で亡くした主人公。
それ以来、優しかった母は主人公に冷たく当たるようになりました。

主人公が甘えれば怒鳴り、プレゼントとして渡したお手伝い券で家事や雑用ばかりやらせた母。
そんな母は50歳になったころ、病気で亡くなってしまいました。

ずっと嫌いだった母の葬式で、主人公は…。

笑いが止まらない


出典:進撃のミカ
「ふ…ふふ…」と笑いが止まらない主人公に、葬式会場は騒然。
しかし主人公は、母が憎くて笑っていたのではありませんでした。

母が亡くなったとき、医者から母の日記帳を受け取った主人公。
そこには夫を亡くし、娘を強く育てなければいけないという母の決心がつづられていたのです。

主人公を突き放し、家事をさせることで心と生活力を鍛えようとしていた母。
日記帳に挟まっていたお手伝い券には「私がいなくなっても笑っていて」という母の願いが書かれていて…。

母の本当の気持ちを知った主人公は大号泣。
これからは母のためにも笑って生きようと決め、葬式でも笑顔を見せたのでした。

母の気持ちを知って…

主人公に強くなってもらうため、冷たくふるまっていた母。
そんな母の気持ちを受け止め、前を向くことができた主人公のエピソードでした。

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(CoordiSnap編集部)