皆さんは、困っている人を見かけたらどうしますか?
今回は「出前のピザを届けたら…」を紹介します。
イラスト:進撃のミカ
配達先で出会った少女
ピザ屋で働く主人公が、出前のピザを届けに行ったときのこと。
配達先である古びた家の戸を開けると、そこにはボロボロの格好の少女がいました。
泣きながら「これしか、ありません…」と113円を差し出した少女。
主人公が「お父さんとお母さんは?」と聞いても、少女は泣くばかりで…。
お金はいらない
主人公は「お金はいらないよ」と言ってピザを少女に渡し、代金を立て替えることにしました。
その後、ときどき食べ物を持って少女の様子を見に行くようになったのです。
主人公に心を許した少女は、母が過労で倒れて入院していることを打ち明けました。
そして父が少女の面倒を見ず、遊び歩いていることも話したのです。
出典:進撃のミカ
そんな少女の境遇を聞いていると、父親が帰ってきました。
主人公は、警察に通報されることを恐れた父親に襲われそうになり…。
そのとき、主人公を心配した店長が呼んでいた警察が到着しました。
父親は連行され、少女は一時的に施設で保護されることになったのです。
母の退院後、少女は父から離れて暮らせるようになり、やっと平穏を取り戻したのでした。
助けたい一心で…
少女が何やら事情を抱えているのだと察して、手を差し伸べた主人公。
少女が幸せに暮らせるようになり、ホッとした主人公のエピソードでした
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(CoordiSnap編集部)