皆さんは、家族からの愛を感じたことはありますか?
今回は「家族を救った父の遺産」を紹介します。


イラスト:エトラちゃんは見た!

遺したのはガラクタだけ

両親と3人で暮らしている高校生の主人公。
歴史専門書の出版社に勤めている父は、仕事ばかりで家族とあまり会話をしてくれませんでした。

ある日、そんな父が突然の交通事故で他界。
その後、父は貯金もなく保険にも入っていなかったことがわかりました。

遺産の書物を回収

家族のことを何も考えず、ガラクタにしか見えない書物だけを遺していった父。
母は悲しみのなか、父の書物をすべて処分しようとしていました。

するとそれを知った父の歴史家仲間たちは驚き、母を説得すると…。


出典:エトラちゃんは見た!

歴史家仲間たちは、慌ててすべての書物を回収していきました。
そして後日、書物を売ったお金として主人公と母に1000万円の小切手を渡してくれたのです。

生前、趣味である歴史の書物を買い漁り、一切貯金をしていなかった父。
自分の身に何かあったときには、書物を専門に買い取るところに売ってそのお金を家族に渡すよう、歴史家仲間たちに頼んでいたのです。

父が家族のことを思っていてくれたことを知った主人公と母は涙するのでした。

家族を大事に思ってくれていた父

書物が回収された本当に理由を知り、驚いた主人公と母。
父の本当の思いに感動した主人公のエピソードでした。


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(CoordiSnap編集部)