今回ご紹介するのは、バンクーバー育ちでNYを拠点に活動するコンテンツクリエイター、クリエイティブディレクターのヴァネッサ・ホン。大学で生化学の学位を取得したのち、バイオテクノロジー企業で働いていましたが、副業としていたファッションを本業とするように。モデル業やスタイリング、ブランドコンサルティングなどの分野で才能を発揮し「ジミー・チュウ」「クロエ」などの一流ブランドとのコラボレーションも経験しています。
そんな彼女の、この夏参考にしたいヘルシーなスタイリングをファッションウィークのストリートスナップからピックアップ。
硬質なパンツとクリアなバッグを融合させて
お腹を見せるヘルシーな黒キャミソールに、きりっとハードなレザーパンツを合わせ格好良くブラッシュアップ。重厚感のあるパンツと、軽やかなクリアバッグで対比をつけ、軽重を表現。アクセサリーは涼やかなバッグに共鳴する、ひんやりとした見た目のシルバーがしっくり。
やんちゃなボトムコーデでY2Kなムードを醸して
褪せた加工が効いたバーガンディのデニムカーゴパンツに、じゃらっとしたシルバーのチェーンベルトを足し、Y2Kなムードをアピール。攻めたボトムコーディネートも、シンプルプレーンな白タンクトップとならすっきりまとまり好バランス。さっと肩にかけられる、脱力感のあるホーボーバッグがこなれ感に貢献。
ジレを素肌にまとい抜け感を宿して
黒の魅力を存分に味わうなら、サイドフリンジがアクセントのレザーパンツと、カバードサンダルというモードなアイテムを組み合わせぴりっと辛口に。端正なジレを直接素肌にまとえば、ちょうどいい抜け感が宿って余裕感を醸すことができます。シルバーのネックレスとチェーンバッグを加え、涼感をトッピングすれば黒が暑苦しくなる心配もなし。
真っ白にこだわって切れ味良く
夏に活躍する軽やかなホワイトコーディネートは、まじりけのない純白にこだわって切れ味よく誘導。深めのUネックタンクトップと、カーヴィデニムパンツを合わせ曲線を意識すれば、単調さを払拭することに成功。ハンドバッグを抱え持ちし、今っぽくまとめて。
カラー×かごバッグなら夏らしさが上昇
蝶々のようなフリルがアクセントのパステルイエローキャミソールワンピースが、夏らしい高揚感で満たしてくれます。デニムブルーのヒールサンダルを迎え、さりげなくカラーブロックコーディネートにトライしながら瑞々しく。ナチュラルなかごバッグを携え、季節感を後押ししながらエフォートレスに見せて。
マルチに活躍する、ヴァネッサ・ホンのスナップを5選お届けしました。
腕をすっきりと露出するトップスやワンピースを使った着こなしを参考に、ヘルシーなサマールックを楽しんで。
Senior Writer：Fumika Abe
