今回ご紹介するのは、デジタルクリエイター、テーブルウエアブランド「VESSEL」を手掛けるデボラ・レイナー・セバーグ。卸業、製造業を手掛ける家庭に生まれた彼女は、幼いころからファッションに興味を持つように。仏版『ELLE』で7年間、フランスの雑誌『ロフィシェル』で4年間編集者として活躍したのちにInstagramをスタートさせ、人気を獲得するようになりました。
そんな彼女の、シンプルながらもモードなセンスが光る冬スタイルを5選お届けします。
シルバーのスナップボタンがスタイリッシュさに繋がる
ハリ感のあるベージュのドロストジャケットに、同色のミドルトレンチコートをレイヤード。クラシカルなアイテムながら、シルバーのスナップボタンがシャープさをプラスしてくれるので、スタイリッシュさを両立することに成功しています。キャメルのパンツ、ブラウンシューズ、オレンジバッグの暖色コーディネートで冬の装いにぬくもりを授けました。
ニュアンスカラーでオーラ美人
クリームホワイトのステンカラーコートと、ごく淡いベージュパンツを合わせて柔和なニュアンスを演出。トップスは混じりけのない白を選ぶとぼんやりしません。キャップとバッグは、曖昧色に馴染む優しげなベージュやブラウンを選び、調和を取って。足元に鮮やかな水色のスニーカーを置いて、フレッシュにまとめました。
ミニマルシックをコンプリート
トップスからシューズまで黒で繋いだ着こなしは、シンプルなデザインでミニマルシックを体現。そこにトレンドのビターブラウンのブルゾンを重ねると、穏やかな奥行きが生まれて単調になりません。ベージュのイントレチャートバッグをさっと抱え、こなれ感をアピール。
白と黒をリピートして立体的に
黒のカットソーとジャケットの間に、白のオールインワンを忍ばせて心地よいリズムを感じさせて。靴下、パンプスでも白黒をリピートすると、立体感がさらにアップ。無彩色の装いを親しみやすく仕上げるべく、ブラウンのバッグとネックレスをトッピング。
レザーブルゾンが効く辛口ブラックスタイル
きりっと格好良いオールブラックコーディネートは、光沢感のあるレザーブルゾンが間延びを解消してくれます。ゴールドバックルのベルトでウエストマークし、メリハリラインを出現させながらリッチ感を上乗せ。ベルトマークによって裾がふわっと広がっているので、ボトムはスリムにまとめると好バランスです。
デボラ・レイナー・セバーグの冬スタイルを5選お届けしました。さりげないモード心を宿せば、いつもの着こなしも見違えるはず。ぜひ、彼女のコーディネートを参考にしてみて。
Senior Writer:Fumika Abe