『ザ ヤーン フリークスストア』ってどんなライン?
2024年4月にデビューした『ザ ヤーン フリークス ストア』は、大人の女性が楽しめるカジュアルスタイルを提案する『フリークス ストア』の新ライン。みんなから愛される女性をイメージし、フレッシュでキュートなムードをまといながら、トラッドベースで品格が漂うような特別なワードローブを提案しています。
『フリークス ストア』を運営するデイトナ・インターナショナルは、アメリカンライフスタイルの楽しみ方を提案するセレクトショップとして1986年に茨城県の古河市に創業。現在、全国に約60店舗を展開しています。『ザ ヤーン フリークス ストア』は、鈴木さん・藤井さんをはじめとする社内の有志女性スタッフが着想。アメカジ・ベーシック・ヴィンテージといった『フリークス ストア』が持つ従来の強みを生かしつつ、ふたりと同世代の大人の女性が楽しめるようなフェミニンなエッセンスを加えたものづくりが注目されています。
初の秋冬コレクション。人気アイテムBEST3
「自分たちが着たい!」という思いを大切に、社内の同世代スタッフの意見を取り入れながら丁寧に作られた2024年秋冬コレクションの中から、「さっそく顧客の反応がいい」とふたりが顔をほころばせるアイテム3点を教えていただきました。
ニットタンク レイヤードプルオーバー(¥12,900)
まだ暑かった10月から好調な滑り出しを見せていたという、アメリカンスリーブ型タンクトップとVネックプルオーバーのニットアンサンブル。2枚セットで¥12,900というコスパの高さも人気の理由。「それぞれ単体でも着ても肌見せのバランスがいい塩梅(あんばい)になるよう、カッティングにこだわりました。特にVネックプルオーバーのほうは、2枚合わせて着た時に、デコルテまわりがほどよくきれいに見えるよう、あき具合を吟味しました」(鈴木さん)
ブルーのほか、手持ちのワードローブと合わせやすいライトグレーの2色をラインナップ。それぞれ1枚で着ても美しく、明るい色あいと、毛足の長いふわふわのモヘア調表地が、色調・質感ともに重たくなりがちな寒い時期の装いを軽やかな印象へと導きます。
デイジーバギーデニム(¥12,980)
ヒップや太ももまわりなど、大人の女性が気になりがちなボディラインを拾わずに、ウエストから足首まで“ストンと落ちる”美しいラインを描くよう、シルエットにこだわって作られたバギーデニムパンツ。股上をやや浅めに設定することで、ジャストウエストではいても、ローウエストではいても日シルエットをキープするよう設計されているそう。
なお、ウエストパッチやポケットの隅などにあしらわれたレットステッチは、自他ともに大のヴィンテージ好きで、長年『フリークス ストア』ショップの店頭で希少なヴィンテージジーンズを扱ってきた藤井さんならではのこだわりが宿っています。「『リーバイス』で1985年ごろまでに生産された501ジーンズにしか見られない“赤耳”に代表されるように、ジーンズにとって赤いステッチとは特別なもの。そのアイコンを、自分が手がけるデニムにもぜひ継承したいと思いました」(藤井さん)
ペルーハイネックケープ(¥15,994)
マフラーやストールに代表される防寒を兼ねた首まわりのおしゃれギアはどんどん多様化。ぐるぐる巻くのが面倒なら、スポンと被れば即あか抜けるハイネックケープはいかが? ウール100%の極太糸を手編みしたハンドメイドならではの温もりが宿ります。「お手持ちのシャツやカットソーに重ね着していただいてもよいですし、マフラーやストールに替わる首もとの防寒アイテムとして、コートやジャケットの上につけていただくのもおすすめです」(鈴木さん)
『ザ ヤーン フリークス ストア』2シーズン目となる注目の2024秋冬コレクション。ぜひお近くの『フリークス ストア』店舗や公式オンラインストアなどでチェックしてみて。
Photo:Haruka Saito Text & Edit:OKISHIMAGAZINE