足元に旬色レッドをオン!ファーの迫力をデニムでこなれた雰囲気に
ロンドンファッションウィーク、JW アンダーソンのショーに到着。白シャツ、デニム、ブーツというベーシックアイテムのコーディネートを、ファーのケープとレッドの足元でフレッシュに刷新。彼女らしい、すぐ真似できるストリートファッションでありながら、とびきり新鮮に見えるのはトレンドカラー、レッドの効果といえそう。鮮やかなトーンはトップスで取り入れるのは抵抗があっても、足元なら気負わず取り入れられて、着映え効果も抜群です。
ミニ、ピンク、リボン…最愛ディテールを詰め込んだ甘辛ミックス
赤いリボンがあしらわれたバブルガムピンクのシモーネ・ロシャのトップスに、黒のレザーのスカートとトレンチを合わせたコーディネート。こちらも思わずコピーしたくなる、リアルな着こなしですね! アレクサらしいスイートなトップスを軸に、他のアイテムはミニマルなデザインを選んで緩急の効いたスタイリングに。チャームポイントの美脚に、クシュっと弛ませたソックスとキトゥンヒールでガーリーのファイナルタッチをプラス。
ブラックスタイルは異素材合わせでリズミカルに
ロンドンのストリートをオーバーサイズなコートで歩く姿をキャッチ。大きめのショルダーにダブルブレスト、ゆったりしたフォルムのコートはトレンドのメンズライクなデザイン。深めに開いたネックラインのインナーと、シュガーピンクのバッグで可憐さを加えてアレクサらしい着こなしに。足元はパテント素材のブーツをチョイス。重たく間延びして見えがちな秋冬のブラックスタイルを、スタイリッシュな艶がリズミカルにまとめてくれます。
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ここからはロンドンの現在の街並みをご紹介!
キラキラ眩いロンドン!一年で一番輝くシーズンスタート
いよいよ一年でロンドンの街が一番華やかなイルミネーションのシーズンに突入です。メインストリートには輝くデコレーションが施され、ラグジュアリーストアや有名ホテルは眩いばかりの煌めきで包まれます。
ハイエンドなショップが立ち並ぶニューボンドストリート。手前はラルフローレンのツリー。オーナメントにはポロベアが描かれています。奥はカルティエで、16時30分から19時30分まで30 分ごとにミュージカル・ライト・ショーが行われ、美しいディスプレイに命が吹き込まれます。
昨年のエリザベス2世の国葬の際は、天皇皇后両陛下が滞在されたホテル「Claridge’s(クラリッジス)」。予約のとれないアフタヌーンティーでも有名です。毎年話題になるデコレーションはこの時期のロンドンのアイコンの一つ。今年はルイ・ヴィトンとのコラボレーションによるツリーで早速話題をさらっています。
ホリデーシーズンにロンドンを訪れる予定の人は、ぜひこの時期だけの特別な装飾を堪能してください♡
Senior Writer:神田朝子