世界中で愛されるディズニー&ピクサーの人気シリーズ『トイ・ストーリー』。7月に公開予定の最新作『トイ・ストーリー5』の新たなテーマが明らかになり、公開前から賛否の声が上がっています。

今回話題となっているのは、子どもたちの“スマホ依存”や“スクリーン依存”。これまでのシリーズでは、おもちゃたちが持ち主との絆を描いてきましたが、最新作では子どもたちがおもちゃよりもタブレット端末やスマートフォンに夢中になる現代社会が描かれるといいます。

「恐ろしい」と語った主演俳優

主人公ウッディの声を担当するトム・ハンクスは、海外メディアのインタビューで、現代の子どもたちとスマホの関係について言及。

「世代を象徴するテクノロジーであり、多くの人がそこに感情や時間を注ぎ込んでいる」としたうえで、夜の街にスマホの青い光が広がる様子について「心に恐怖を与える(terror into the heart)」と語りました。

また、映画では子どもたちがおもちゃよりもデジタル機器に心を奪われる姿が描かれ、シリーズ史上もっとも現代的なテーマになるとみられています。

“タブレット”が新たなライバルに

最新作には「リリーパッド(Lilypad)」と呼ばれる新キャラクターが登場。現代の子どもたちを取り巻くデジタル環境を象徴する存在として描かれるとみられており、おもちゃたちにとって新たな存在感を放つキャラクターになりそうです。

また今作では、これまでのシリーズにはなかった“現代ならではの悩み”や“子どもたちを取り巻く環境の変化”にも焦点が当てられるとのこと。トム・ハンクスは作品について、「シリーズの中でも特に感情を揺さぶられる内容になっている」と語っており、笑いと冒険だけではない新たな『トイ・ストーリー』になることが期待されています。

公開前から賛否の声

一方で海外では、「現代的で重要なテーマだ」という声がある一方、「子ども向け映画でそこまで描く必要があるのか」といった意見も出ており、公開前から議論を呼んでいます。

おもちゃたちの冒険を描いてきた『トイ・ストーリー』が、今度は“スマホ時代の子どもたち”にどう向き合うのか。シリーズ最大級の挑戦作として注目を集めています。

Photo:Aflo