今回話題となっているのは、Z世代を代表するアーティストの一人として絶大な支持を集め、ファッションやライフスタイルにも大きな影響力を持つ存在の人気シンガー、オリヴィア・ロドリゴ。近ごろ彼女が着用している“ベビードール風ファッション”に対し、一部SNS上で「子どもっぽすぎる」「不適切ではないか」といった批判が相次いでいました。
そんな中、本人がついにこの騒動について口を開き、その発言が再び波紋を呼んでいます。
“ベビードール服”に批判続出
騒動のきっかけとなったのは、オリヴィアが新曲「Drop Dead」のミュージックビデオやライブイベントなどで披露した“ベビードールドレス”スタイルでした。
ふんわりとしたシルエットやフリル、ブルマ風のボトムスなどを取り入れたファッションに対し、一部SNSでは、「幼児っぽく見える」「子どもを連想させる」「違和感がある」などの声が拡散。
一方で、ファンからは「昔からあるロックファッション」と擁護する意見も多く、ネット上では賛否が分かれていました。
本人が反論「本当に異常だと思う」
こうした批判について、オリヴィアは米ニューヨーク・タイムズの人気ポッドキャスト「Popcast」に出演し、自身の考えを語りました。
オリヴィアは、「正直、本当に不気味だと思った」とコメント。さらに、「私がこれまで着てきた、もっと露出の多い衣装には何も言わなかった人たちが、全身を覆うようなベビードールドレスに対して“問題だ”と言うのはおかしい」と指摘しました。
「社会の方に問題がある」
オリヴィアは今回の騒動について、「これは私自身の問題ではなく、社会が小児性愛的な視点を当たり前のように受け入れてしまっていることを示している」という趣旨の発言も行いました。また、「女性や少女が、自分たちをどう見られるかを気にして服を選ばなければならないという考え方自体がおかしい」とも主張しています。
実は“90年代ロック”が元ネタだった
オリヴィアによると、このスタイルは自身が影響を受けた90年代の女性ロックミュージシャンたちへのオマージュ。コートニー・ラブやキャスリーン・ハンナらが着用していた“ベビードールドレス×パンク”のファッションに憧れがあり、今回のビジュアルにもその要素を取り入れていると説明しています。
ファッションをめぐる議論は今も続いていますが、オリヴィア本人の反論によって、単なる“衣装炎上”を超えた社会的なテーマへと発展しつつあるようです。
Photo:Aflo